ストーリー
「静かな田舎町の教会。この窓に立つ、穏やかな顔つきのスタンレー神父が、実はイギリス情報部の特捜員であることは誰も気がつくまい。しかし、ひとたびロンドン本部から指令Xがとぶと、スタンレー神父と助手マシュウは秘密兵器ミニマイザーを頼りに、恐るべき国際犯罪網やスパイ組織の中に敢然と飛び込むのだ。」-オープニングナレーションより
国際的な難事件が発生したとき、ロンドンに本部を持つ英国秘密情報部X作戦課ビショップ(BISHOP-British Intelligence Service Headquaters Operation Priest)より、スタンレー・アンウィン神父と助手のマシュウ・ハーディングに指令Xが発令される。この二人、ある田舎の教会の神父と庭師なのだが、実は腕利きの諜報部員なのだ。
スタンレー神父は、教区の故ハンバード教授から遺産として託された、物質を1/3に縮小する「ミニマイザー」なる装置を持っている。人類のためにミニマイザーを役立てて欲しいという教授の遺言から、神父は英国秘密情報部のために活用することにしたのだ。指令を受けた神父は、助手であるマシュウをミニマイザーで縮小してカバンに入れ、1917年フォードT型「ガブリエル」に乗って現場へ急行。小さくなったマシュウは敵地に潜入、隠密行動で様々な陰謀を阻止する!!