ストーリー
2017年8月、スウェーデンの女性記者キム・ウォールが、デンマークの発明家を取材するために、彼が自作した潜水艦に乗り込んで午後7時頃出港した。しかし帰港予定時刻を過ぎても彼女は戻らず、キムのボーイフレンドが午前1時過ぎに警察に通報し、捜索が行われることになった。翌朝、目撃された潜水艦から発明家だけは救助されたが、その30分後に潜水艦は沈没。救助された発明家の証言では、昨夜午後10時30分にはキム・ウォールは潜水艦から下船しており、それ以後の行方は知らないとのことであった。その一方、専門家は潜水艦が目撃された直後に沈没したことについて、意図的にでなければあのように沈没することはないという見解を明らかにした。殺人容疑がかけられた発明家は、その後繰り返し供述を変えてはコペンハーゲン警察を翻弄することに……。一体キム・ウォールはどこへ行ったのか? コペンハーゲン警察のベテラン、イェンス・ムュラー捜査主任と捜査チームが真相の究明に奔走する。