お名前と、ドラマでの役名を教えてください。

ジェシカ･コルテス役のステファニー･シグマンよ。

 

 

 

 

本作の前提を教えてください。またジェシカ･コルテスはどんな人物ですか？

今ふと思いついたことだけど、今回のドラマは2003年の映画をベースにしていると思う。ロサンゼルス市警のSWATの活躍を描いたドラマで、メンバーたちの仕事面での成長だけでなく、私生活や恋愛についても描いているわ。とても面白いストーリーよ。登場人物の大半が男性だけど、強くて魅力的な女性も登場するわ。私もそのうちの１人を演じているの。

 

ジェシカはとても興味深い人物ね。私にとっては未知の経験というか、今までにない人物よ。彼女には職場での顔と家での顔の２つの顔があるの。オンとオフではまったくの別人ね。でも共有している価値観は同じよ。ジェシカは強い女性で確固とした信念を持っている。それでいて忠実なの。でも職場と家では見せる顔が確実に違う。彼女は仕事に打ち込んでいるから、そうする必要があるのね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジェシカというキャラクターを象徴するようなシーンはありますか？

ホンドーとジェシカが家で仕事の話をしているシーンね。ジェシカのキャラクターをよく表していると思う。職場で起きたことをそれぞれの視点で話しているんだけど、ホンドーとジェシカはまるで違う視点で物事を見ているの。ホンドーは感情に重きを置く人なんだけど、ジェシカはすごく現実的な性格だから、全体のことを見ている。私はジェシカのそういう部分が好きよ。彼女は一人の女性であると同時に、強くもなくちゃいけなくて、その辺のバランスを取る必要があるの。仕事に忠実な人だからね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「S.W.A.T.」は世界でも受け入れられると思いますか？

このドラマには誰もが満足できると思う。それが本作の長所ね。私はメキシコ出身だし、他のキャストたちもいろんな地域から集まっている。だからみんな共感できるはずよ。今、世界中でも同じことが起きているでしょ。例えばロサンゼルス、ニューヨーク、メキシコには世界中から人が集まっている。こういった多様性をテレビで見ることができるというのは大事なことだし、すばらしいことだと思う。

自分が演じる役だからジェシカを例に話すけど、どこに住んでいる人にも彼女は理解できるキャラクターだと思う。ジェシカはアメリカにやってきて成功を収めた女性よ。移住先がアメリカであろうとどこであろうと、共感を覚える人はたくさんいるわ。人は新しい土地で、人間的にも仕事の面でも成長できる。それは誰もが経験することだから、親近感が湧くと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

世界の状況を考えると、今は「S.W.A.T.」をリブートするのにいいタイミングでしょうか？

タイミングはいつの時代でも完璧よ。だって、常に今が一番だもの。私たちは過去や未来を生きているわけではないから、行動を起こすには今が完璧なタイミングでしょ。それにこの業界では今、多様性がすごく叫ばれているけど、行動は追いついていない。これは私の個人的な考えだけど、多様性が必要だと感じている一方で、恐れてもいるのだと思う。だから、私を雇って！って感じね。だって、私は人とは違うから。

 

 

 

何が視聴者を「S.W.A.T.」に引きつけると思いますか？

とにかく魅力的なドラマで、アクションも本当にすごいの。私がすごいと言ったら、本当にすごいのよ。でもアクションだけじゃなくて、人間ドラマもあるし、銃を持って走り回ったり、人々を救ったり、間違いを犯したり、いろんなものが描かれている。それにメンバーたちのプライベートな部分も見どころね。すごくセクシーで面白い展開もあるのよ。みんなに気に入ってもらえると思うわ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジェシカは誰かと特別な関係になりますか？

ええ、特別な関係が描かれているわ。友情であり、恋愛関係でもあるの。それが多くのドラマを作品にもたらしているわ。２人の仕事はとても危険を伴うものだからね。

 

 

 

キャストやスタッフとの仕事はいかがですか？

この現場は最高よ。みんなと一緒に仕事ができてうれしいわ。キャストはもちろん、監督のジャスティン･リンにも感謝している。彼は今まで一緒に仕事をしてきた監督の中でも、最高の監督ね。