エレメンタリー ホームズ & ワトソン in NYシーズン6

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ホームズとワトソンに次々と危機が訪れる。果たして2人はコンビを続けられるのか?!
更にはホームズの父が再び現れ……。
現代版シャーロック・ホームズ、シーズン6をCSベーシック初放送!!

シーズン6 見どころ

主演2人をはじめとするキャスト陣が監督を務めたエピソードが楽しめる!

今シーズンでは、ホームズ役のジョニー・リー・ミラーが初の監督業に挑戦する。元ヤクザの日本人が殺害されたことをきっかけに核ミサイル制御施設に関わる事件を捜査する第6話と、第16話のホームズに恨みを持つ人物が登場するエピソードで監督を務めた。ジョニーは、監督業をすることについて「ルーシーが監督業に挑戦し、成功しているのを見ていたから私もずっと考えてはいた。」と言い、「今まで6年間一緒に撮影を共にしてきた人たちと違った関係で仕事をするのは、とても楽しかったし居心地が良かった。私は監督業のプロセスである、スクリプトをシーンの番号や位置から頭の中で想像し、構成していく撮影プロセスがとても楽しかった。課題は多くあったけれど、周りのスタッフが私の監督業が上手くいくようサポートしてくれて、順調に進んだ。」とチームワークの良さを語った。また、本作シーズン2から毎シーズン監督を務めているワトソン役ルーシー・リューは、今シーズン第10話と第18話の監督を務める。第10話は、ホームズと彼の父、シャーロック家について描かれる重要なエピソード。第18話はホームズが死を予言されるというエピソードとなっている。さらに、ベル役のジョン・マイケル・ヒルも第17話で初監督を務める。自身が出演するシーンも多い中、どのように演出するのか気になるところだ。才能溢れるキャスト陣が監督を務めるエピソードが多い今シーズンは必見!

豪華ゲストスターとの共演にも注目!

ゲストが豪華な本作。今シーズンも華やかなゲストスターがドラマを彩る。まず、シーズン4でも登場したホームズの父を演じるジョン・ノーブルが再登場。親子の関係に新たな展開が訪れるシーズンになりそうだ。また、ホームズに近付く謎の男マイケル役を「デクスター ~警察官は殺人鬼」のクイン役や「リミットレス」「ゴシップガール」などに出演し、TVドラマシリーズでおなじみのデズモンド・ハリントンが演じる。物語に不気味さと不穏な空気を加え、面白さを引き出している。ホームズ役のジョニーは、デズモント・ハリントンとの共演について「以前に『デクスター ~警察官は殺人鬼』で共演したことがある。彼は本当に素晴らしい俳優で魅力的。いつもの彼は器用で素敵な男性だけど、普段と違った気味の悪い役を演じているところを見るのはとても楽しい。」と共演の喜びを語った。他にも、『すべてをあなたに』『ラ・ラ・ランド』などに出演したトム・エヴェレット・スコット、「ER 緊急救命室」でニーラ役を演じたパーミンダ・ナーグラ、「アグリー・ベティ」に出演したトニー・プラナなど錚々たるゲストスターが登場する。ストーリーに大きく関わってくる豪華キャストから目が離せない。

最終章に向けて盛り上がるシーズン6

当初は13話の構成予定だった今シーズン。しかし、人気の高さから8話追加され全21話となり、ファンには嬉しいシーズンとなった。さらに、ホームズとワトソンの恋愛模様も気になるところ。製作総指揮のロバート・ドハティは、「シーズン6には満足している。製作話数が未定でこれまでより複雑だった。シーズン全体の軸を固めるのが難しかった。」と語った。脚本家がシャーロックの葛藤を掘り下げたいと思っていたという今シーズン。全21話の中に複雑なストーリー展開が組み込まれている。薬物中毒のホームズをさらに悩ませる、脳の異常事態が発生するというサイドストーリー。探偵を天職だと思い犯罪捜査に全てを費やしてきたホームズにとって探偵業に悪影響を及ぼす病気で、仕事を続けられないかもしれないという事実が彼を不安に陥れる。ルーシー・リューは今シーズンに関して「役者人生で1番長く携わった作品でこんなに力を注いだのは初めて。日々学び続け、愛着が強く、正面から作品に向き合えた。」と自信を持って語っている。スタッフ・キャストともに熱い想いを持って臨み、最後の最後まで予測できない展開が待ち受ける今シーズン。最終章へと続く見逃せないエピソードばかりだ。

ストーリー

ギャング組織SBK掃討のために動いていたワトソンの医師時代の患者で元SBK幹部のシンウェルが何者かによって殺された。亡くなったシンウェルの遺志を継ぎ、SBKを崩壊させようと決意するホームズとワトソン。捜査を始めた頃、ホームズの前に謎の女が現れるようになる。そして、天才的記憶力の持ち主で、これまで何も忘れたことのないホームズがシンウェルの告別式を忘れ、来なかったことにワトソンは動揺する。シンウェルが殺されたことにワトソンが関係していると知りショックを受ける中、ホームズからも避けられているように感じているワトソン。何とかSBKを崩壊させることに成功したもののワトソンの心配は募っていった。

一方、ホームズの前に度々現れていた女性は、実はホームズの母メイだった。しかし、それは幻覚であったことが判明。あり得ない物忘れが頻発し、それを危惧するホームズ自身の心が生み出したものだった。ホームズは病院で脳のMRI検査を受けることにする。果たしてその結果は……。そして、薬物依存症患者の集会に参加したホームズの前に現れるマイケルという男。彼は、過去にホームズの話に励まされ命を救われたと言い、悩みを抱えるホームズに手を差し伸べるがその真意とは……。さらに、2人のもとに次々と新たな依頼が舞い込む。ホームズとワトソンに危機が訪れるが、2人はコンビを続けられるのか?!

各話あらすじ

放送時間

キャスト

シャーロック・ホームズ/Sherlock Holmes (声:三木眞一郎)

アイリーンを失くしたショックからロンドンでは麻薬に溺れたが、NYでワトソンの協力もあり立ち直っていた。しかし、アルフレードを取り戻すためオスカーの妹オリヴィアを捜している途中、再び麻薬に手を出しさらにはオスカーを何度も殴ってしまったため、加重暴行で起訴されそうになったことがある。失敗を反省し、サポートグループに毎日通っている。前シーズンでは、グレッグソン率いるチームが表彰されることになり、シャーロックもその一員として受賞することが決まる。しかし、ロンドン警視庁時代に、自分だけが脚光を浴びて周りから疎外された経験から、受賞を断固として拒んだ。ワトソンのことが気になっているようで……。

ジョニー・リー・ミラー Jonny Lee Miller

1972年11月15日、英ロンドン南西部のキングストン・アポン・テムズ生まれ。1982年に人気TVシリーズ「ドクター・フー」でデビューし、子役/ティーン俳優としてイギリスのTVドラマを中心に活躍。最初の妻アンジェリーナ・ジョリーと共演した『サイバーネット』で映画初出演を果たし、『トレインスポッティング』のシック・ボーイ役で注目される。以来、イギリスとアメリカの両国で、TV、映画、舞台と多面的に活躍。主な出演作は「弁護士イーライのふしぎな日常」、『ダーク・シャドウ』など。モデル/女優である妻のミシェル・ヒックスとの間に2008年に生まれた息子がいる。2017年には、21年ぶりに製作された『トレインスポッティング』の続編『T2 トレインスポッティング』で再びシック・ボーイを演じて話題を呼んだ。今シーズン第6話と第16話で初となる監督を務める。

ジョーン・ワトソン/Joan Watson (声:田中敦子)

ホームズと共にNY市警顧問を務めているが、ホームズが再び麻薬に手を出してしまったため解任の危機に陥ったことも。元は優秀な医者であり、捜査ではその医学知識を発揮し事件解決につなげる場面も見られる。以前はずっと人を助ける仕事をしていたことから、探偵という人を罰する仕事に疑問を感じていたがホームズから前科者の社会復帰を支援を勧められ尽力することに。シャーロックとはお互いに想い合っているが……。

ルーシー・リュー Lucy Liu

1968年12月2日、米ニューヨーク州ニューヨークで台湾からの移民だった両親の間に生まれる。1998年、「アリー・myラブ」のリン役でブレイク。その後は、『チャーリーズ・エンジェル』シリーズや『シカゴ』、『キル・ビル』など、映画でも印象的な役を演じ、ハリウッドで成功を収めた数少ないアジア系女優の1人となった。2011年に映画『Meena(原題)』の共同監督を務め、監督デビュー。2014年には本作シーズン2第22話「48時間」で監督を手がけ、以来、毎シーズン1話を監督している。アーティストとしても才能を発揮し、これまでアメリカやヨーロッパで展示会を開催。2015年8月、代理出産によって長男ロックウェル・ロイドが誕生したことを発表した。中国語が堪能。2018年には、ジェームズ・フランコやミラ・ジョヴォヴィッチらと共に、『フューチャーワールド』にクイーン役として、さらに『セットアップ:ウソつきは恋のはじまり』にも出演している。2019年、「デスパレートな妻たち」を手掛けたマーク・チェリーの新作ダークコメディドラマ「Why Women Kill(原題)」で主演を務めている。今シーズン第10話と第18話で監督を務める。

マーカス・ベル/Marcus Bell (声:あべそういち)

グレッグソン警部の部下であるニューヨーク市警刑事。ホームズとは正反対の真面目な熱血漢刑事で、はじめはホームズに懐疑的だったものの現在は能力の高さを認めている。シャンタル・ミルナー検事補の離婚が成立しベルはシャンタルと付き合い始めたが、シャンタルが事件に巻き込まれ危険な状態になってしまい……。

ジョン・マイケル・ヒル Jon Michael Hill

1985年7月28日、米イリノイ州シカゴ生まれ。2010年、「八月の家族たち」の脚本家トレイシー・レッツが戯曲を書いた舞台劇「Superior Donuts」でトニー賞助演男優賞にノミネートされた。同年、「デトロイト 1-8-7」の刑事役でTVデビューを果たす。TVドラマ出演作には他に「パーソン・オブ・インタレスト」や「LAW & ORDER: 性犯罪特捜班」などがある。2018年には、スパイク・リー監督『パス・オーバー』やスティーブ・マックイーン監督『妻たちの落とし前』に出演するなど、活躍が目覚ましい。今シーズン第17話で監督を務める。

トーマス・グレッグソン/Thomas Gregson (声:堀内賢雄)

ニューヨーク市警の警部。ホームズとは衝突することもあるがプロとしてお互いの能力を認め合っている。娘の一人はニューヨーク市警の警官。妻がいたが別居生活を経て離婚しており、現在はペイジとデートしている。シャーロックにペイジとの結婚を提案されるが、ペイジは病気を抱えており……。

エイダン・クイン Aidan Quinn

1959年3月8日、米イリノイ州シカゴ生まれ。1984年、青春映画『俺たちの明日』で主役の高校生を演じて俳優デビュー。舞台、映画を中心に活躍し、『マドンナのスーザンを探して』、『マイケル・コリンズ』、『レジェンド・オブ・フォール/果てしなき想い』などで広く知られる。1985年のTV映画「サイレント・ローズ/真実への序曲」と2007年のTV映画「Bury My Heart at Wounded Knee(原題)」ではエミー賞にノミネートされた。妻は女優のエリザベス・ブラッコ(ロレイン・ブラッコの妹)で、2女の父親である。

マイケル・ローワン/Michael (声:加瀬康之)

元薬物依存症患者。薬物依存症患者の集会でホームズの話に励まされて救われ、断薬を続けている。今シーズンで悩みを抱えるホームズに手を差し伸べる。

デズモンド・ハリントン Desmond Harrington

1976年10月19日、米ジョージア州生まれ。俳優になる前は、造園業、証券会社の営業マン、バーテンダーとして働いていた経歴を持ち、同僚から誘われて演劇クラスに参加したことをきっかけに俳優として活躍するようになる。リュック・ベッソン監督作『ジャンヌ・ダルク』でデビュー。その後、「デクスター ~警察官は殺人鬼」「ゴシップガール」『ダークナイト ライジング』などに出演。最近では「リミットレス」や『ネオン・デーモン』などに出演している。

作品基本情報

原題:ELEMENTARY
データ:シーズン6・2018年/アメリカ/二カ国語&字幕/60分/今回シーズン6・全21話/HD作品
製作総指揮:カール・ベヴァリー、サラ・ティンバーマン、ロバート・ドハティ、ジェイソン・トレイシー、ボブ・グッドマン、ロバート・ヒューイット・ウルフ
出演:ジョニー・リー・ミラー、ルーシー・リュー、ジョン・マイケル・ヒル、エイダン・クイン、デズモンド・ハリントン
日本語吹き替え:三木眞一郎、田中敦子、あべそういち、堀内賢雄、菅生隆之、加瀬康之