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ブラックリスト「ブラックリスト シーズン7」ジェームズ・スペイダー(レイモンド・"レッド"・レディントン役) スーパー!ドラマTV オフィシャルインタビュー

衝撃的な終わり方を迎えたシーズン6ですが、シーズン7ではエリザベートの母親のカタリーナ・ロストヴァが重要な役どころになると思います。シーズン7では、レディントンと彼女との関係は明らかにされていくのでしょうか?

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カタリーナ・ロストヴァはシーズン7で非常に重要な役を担います。彼女の存在がこの番組に与える影響は、非常に深いものがあります。レッドだけでなく、他の登場人物たちにもおよんでいます。シーズン7ではたくさん明らかになることがありますが、それによりまた新たな疑問も出てくると思います。どうなるかは、ぜひ実際に見ていただきたいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回のシーズンでのレッドは、これまでで最も困難な状況にあると思います。カタリーナ・ロストヴァは彼を追い詰めようとしているのでしょうか?『ブラックリスト』史上最大の波乱も予感させます。
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レッドは人生で本当に長い間を危険な状態で過ごしてきて、もはやそれが彼の生き方になってしまっているのだと思います。ただ言っておかなければならないのは、エリザベス・キーンはレディントンに対して、とても好意的に接しているように見えるかもしれませんが、レディントンはカタリーナとエリザベスの両方とそれぞれ問題を抱えており、向き合っていかなければならないと思います。でも、この先のエピソードでも見どころはまだまだたくさんあります。ちょうど今、エピソード15を撮影していて、エピソード16の内容を脚本家たちとまとめたところなのですが、このシーズンではこれからも溜めに溜め続けて、結構なクライマックスを迎えることになりそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7シーズン目に入った今でも、レッドに驚かせられることはありますか?それとも彼のことはよく理解している感覚ですか?

レディントンのことは非常によく理解しているつもりです。しかし、新たな局面を迎えることが多々ある中で、それらに対する彼の反応に驚かされることはあります。彼はどんな限界も自信を持って突破するし、その自信はほとんどの状況で失われることはありません。こうした状況の多くは未知であるため、彼はそのたびに新たなやり方や変わったやり方で対処することを強いられるわけで、それに驚かされることがよくあります。

 

それから、ほんの小さな瞬間に驚きを感じる時もあります。例えば昨晩撮影していたとあるシーンでも、レディントンの反応や自分の中で感じたことに対して非常に驚かされました。突然だったしほんの一瞬だったのですが、私にとっては非常に驚きを覚える瞬間でした。

 

大きなサプライズになるようなことは、脚本家とずっと前から話をしてあるため、撮影時にはすでに知っている場合が多いです。しかしレディントンに関して普段から驚かされるのは、日々の行動的反応ですね

 

 

 

 

 

 

 

レディントンとは本当は誰なのか、その正体が「ブラックリスト」の大きなテーマになっていますが、最初にこの役を引き受けた時、その正体がどのように明らかにしていくのか知っていたのですか?それとも視聴者と同様に、番組が展開する中でわかってきたのでしょうか?
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実はレッドが誰なのかについては、私は初めから知っていました。シリーズ全体のテーマになっている"レディントンは何者なのか"という疑問に、視聴者が理解できるように細心の注意を払っています。彼の正体が判明したと思った後に、実は別の人間なのでは?と思わせるストーリー展開がありますが、その場面・場面で視聴者に理解してもらえるように制作しています。

 

シーズン7では、またレッドの正体について疑問に思うことが出てきているかもしれません。これまでの7シーズンの中で、レディントンの正体が登場人物たちの関心として前面に扱われた時期もあれば、まったくそのことを気にされなかったシーズンもありました。プレスに限らず、各国で会う視聴者からの質問を聞いていても、彼の正体や、彼が何者かといった質問は、その時々の物語の進み具合で出てくる時と出てこない時があります。

 

シーズン1では、レッドの正体は何者なのかということが一番大きいトピックでした。 初期の時点で最も重要になると感じていたのは、シリーズ全体を通じてまた1つのシーズンの中でもレディントンの過去や正体といったものに関係なく、視聴者にはその時々に起きていること。そしてレディントンの人間関係に興味を持ってもらうことで、時間の経過を作り出すことでした。その中で、今何が起こっていて、過去には何が起こっていたのかという物語を、彼の周りにいる人物たちが牽引しているのです。

 

そしてまさにこれが実際に現実となってきたわけで、彼の正体や過去、未来といったものが注目を浴びた時もあれば、その時に起きている出来事が焦点となった時もあります。この点を脚本家たちは非常に上手く形にしていて、番組の成功にも役立ったと思います。

 

私が絶対に話さないことの一つが、レディントンの過去や人物像に向けた様々な議論や考えです。非常に興味深い話ですけどね。最初にレディントンが登場した時から、誰もその話はしていません。レイモンド・レディントンほど自身のアイデンティティに責任を持ち真剣なキャラクターは、私が出会ってきたものの中では他にいません。彼は自分の性格や意見、視点や行い、生き方、周囲の人々や環境との比較といったことを一切表に出さない人物です。これは彼の魅力的なところの一つだと思いますね。

 

彼の正体が大勢の人から注目を浴びてきた中で、そのことでさえ彼は利用できる男で、自身の強固なアイデンティティに非常に満足している人物です。本当に、私が実社会で会う多くの人々よりも、彼は自分のアイデンティティに馴染んでいます。このキャラクターの過去やアイデンティティに関して人々は真剣な疑問を抱くかもしれませんが、本当の意味で彼の正体を問うことはできません。彼は彼らしく、彼なりに生きているだけです。この対比は非常に興味深くて、率直に言うと、愉快だと思います。彼を面白くて魅力的な人物にしている点でもあるとも思います。

 

 

 

 

 

 

何年も同じ役を演じていると飽きてしまうこともあるかもしれませんが、レッドを演じ続けたいと思う理由は?
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この7年間、レイモンド・レディントンに飽きたと感じたことは一切ありませんね。 レディントンのキャラクターをどのように描くのかという部分は、脚本家たちと最も初期段階から深く議論しました。その結果が作品に反映されています。そしてレディントンは、明らかに何かが起きている時にしか登場しないのです。

 

初期の頃に特に気をつけていたのは、レディントンを見せすぎないようにすることでした。登場しすぎて飽きられるようなことは一切しない、見過ごされてしまうようなキャラクターには絶対にしない。身体が動いていなくても、冷静な状態でも、彼は常に動いているように感じてもらいたかった。彼の意識は動き続けていて、今現在だけでなく、その先に起きることを考えている。それから、常に確固たる目的と自信があり、全力を注いでいること。こうしたことが非常に大切になりました。

 

それから、ユーモア、不遜さ、激しさ、真面目さ、感情、果断な行動、恐怖といったもののバランスを本当に細かくとることです。彼にはそうしたものが常に混じり合っていて、それが様々な変化を見せるので、見ている方が平坦に感じたり、退屈な人物だと感じることは一切ないはずです。彼が退屈を感じていたことは一切なく、退屈な様子で登場している場面は一つもありません。私自身も、彼を演じながら退屈だと思ったことは一切ありません。どのシーンでもしっかりと気を配り、注意深く集中して全力を注ぐことが求められますからね。

 

 

 

 

この奥深いキャラクターを7年間演じる中で大変だったことは?キャラクターとあなたの関係という点では、これまで演じてきた役、例えば『ボストン・リーガル』のアラン・ショアとはどのように異なりますか?

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この7年間、レイモンド・レディントンを演じる上で最も大変だったのは、朝に目覚ましが鳴って、仕事に行くことでしたね。とにかく私は朝型ではなく、これまでも朝型に慣れたことは一切ありません。昔は俳優とは夜の仕事だと思っていました。私は舞台からキャリアを始めて、映画に移った後も夜に撮影するものが大好きで、そうした映画に多く出演しました。それから突然テレビの仕事をするようになったのですが、テレビは主に日中に、しかもかなり朝早くから撮影されます。それに慣れたことはこれまで一切ありません。でも7年間にわたり実際にレイモンド・レディントンを演じてこられたのは、大変幸せなことです。

 

レイモンド・レディントン対アラン・ショアという点では、アラン・ショアは他の誰でもなく、自分自身に対して危険な人物です。レイモンド・レディントンは危ない男で、周囲の人物にとっても危険な存在ですし、彼が生きる世界では、非常に警戒しながら注意深くあることが求められます。二人には共通点もあり、自分の住む世界をよく理解していて、生きるための強い欲望もあり、ユーモアのセンスも鋭く、感情的で非常に自信家で、それぞれなりに恐れ知らずなところがあります。二人が恐怖を持つところは非常に異なり、恐れを感じないところも、また非常に異なりますがね。

 

レイモンド・レディントンは、他の人がすぐ恐がってしまうような出来事の多くに、恐怖を感じません。でも彼は、非常にはっきりとしない個人的なことで恐怖を抱くし、自分が持つ力や、自分がどんなことをやってしまうのか、その周囲への影響に恐れを感じる時があります。

 

アラン・ショアが恐れるのは、自身の人生が十分な満ち足りたものではなく感じてしまったり、裁判案件以外で人の生死に関わることがなくなってしまうことだと思います。彼は自身の生死を恐れたことはないと思います。それよりも、正しいやり方で正しく勝つことの方が大切で、彼なりの正義感を通すことが望みなわけです。弁護士なら誰にでもある思いですが、アランはそれが一段と強いために、どんな手段を使ってでも自身の正義感を満たそうとするのだと思います。

 

2人には共通点がありますが、非常に顕著な違いもありますね。

 

 

 

 

 

 

レディントンはあなたにとって最もお気に入りのキャラクターですか?これまで演じたキャラクターの中での順位は?今後また映画に出演することは考えていますか?

そのような見方はしたことはありませんね。これまで長年にわたり本当に数多くの役を演じてきてきました。演じている間はその役に強い愛着を感じるのですが、番組が終わった後は割とすぐに心が離れてしまいます。もっと一緒に時間を過ごせたらと思う役はいくつかありましたが、それはTVシリーズではなく映画であることが多いですね。それはもちろん、テレビの方がキャラクターをじっくりと描けるのが主な理由なのですが、そのため、シリーズが長く続くと、理想的な形で終わらせたような感覚を持てます。

 

これは今まで考えたことがなかったので、嬉しい質問ですね。幸運なことに、これまで出演したテレビ番組では、自分が演じた役を十分に完結させることができたような気がしています。番組の数はあまり多くありませんが、中には長期間続くものもあるので、そのような感じがするのでしょう。『ボストン・リーガル』は長く続いたし、本作もね。この2つは、シリーズの寿命を十分に全うさせてもらえています。言い換えれば、この2つは突然キャンセルされることがなく、満足の行く形で終わりを迎えることができています。その一方で、映画はあっという間に終わるし、それが映画の大好きなところなので、『ブラックリスト』が終わったらまた直ぐに、次の映画に携われるのを楽しみにしています。

 

 

 

 

 

 

俳優としてこの役を演じる上でチャレンジングなところは?シーズンを重ねていく上で、役作りにおいてなにか特別なことはしていますか?

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この番組に携わったことによる最高の贅沢の一つが、脚本家たちと密な関係で仕事ができることです。非常に初期の段階から、このキャラクターを彼らと一緒に創り上げることが出来ました。ユニークでワクワクする面白い人物でありながらも、非常に強烈で時には感情的な面も見せるこのキャラクター作りに深く関わることは、これほど長い期間にわたり興味を持ち続けるのに最適でした。

 

またこの点は、パイロット版の脚本を初めて読んだ瞬間からはっきりしていました。読んですぐに、このキャラクターにはあらゆる可能性がある、とね。レディントンの前には本当に大きな世界が広がっていて、どこにでも連れて行くことができる。多様なシチュエーションに彼を置くことができるし、物語の方向性も多彩にある。だから、番組のトーンにも変化を持たせることができるし、このキャラクターの感情面の展開も、変化や驚きに富んだものにできるわけです。

 

こうしたことで、この7年間ずっと、私にとってこのキャラクターは驚きもあって興奮する、興味深く面白いものであり続けました。視聴者にとってもね。そのことに私は深く感謝しています。

 

 

 

 

 

 

 

いずれレディントンと別れを迎えることになりますが、心の準備はできていますか?この謎に包まれた男がいなくなると、あなたの人生はどうなるのでしょうか?

この番組がいずれ終わりを迎えた時に、私の人生から無くなってしまうものがあるかとのことですが、無くなってしまうものはこの番組です。私の人生にはたくさんの挑戦とやりがいと満足感がありますが、仕事をしていない時間も非常に大切で、その時間をもっと確保するというのも私にとっては大事なことです。一方で、素晴らしい達成感もありますし、俳優として次の人生、次の世界というものに期待し探検できるのは、非常に興奮することです。こうしたワクワクする可能性があることが、私がこの仕事をする理由の一つですね。なにかが終わりかけて心に穴が空きそうになっても、次にどんなものが待っているかという強い期待が、その穴をすぐに埋めてくれるのですから。

 

 

 

 

 

今では1日で1シーズンをイッキ見してしまうような時代になったわけですが、そんな中で『ブラックリスト』の人気が続くのはなぜだとお考えですか?本作がヒットしている理由は何だと思いますか。

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非常に面白い質問ですね。この番組が視聴者を維持できているのには、いくつかの理由があると思います。まず、この番組は非常に早い時期から世界中の様々な幅広い方々にお届けすることができました。これまで私が携わったどんな映画や番組よりも、幅広い視聴者を抱えていると思います。様々なタイプの視聴者を満足させられていることが、その理由の一つだと思います。

 

それから、本当に多くの海外の視聴者がいてくださるのも大きな理由で、この番組にとっては欠かせないものとなっています。ストーリー面でもこれは非常に重要な要素で、たくさんの場所を舞台として登場させていますし、レディントンは世界中たくさんの国で、様々な言語や文化の人々と日々交わったりするわけで、この番組では国際的な要素を大事にしてきています。これも番組の人気の維持に、大きく貢献していると思います。

 

それから様々なところで視聴できることが、この番組にとっては役立っていると思います。エピソードを観た後に、また繰り返し観たりできますからね。この番組は何度も観返したくなるようにできているというか、初めて観た時と、一ヶ月後に続きを観て物語の展開を知った上でまた元のエピソードを振り返って観た時とでは、解釈が完全に変わったりすることがありますからね。そしてエピソードを重ねれば重ねていくほど、こうしたケースが増えていくわけで、この番組は何度も繰り返し観るのに非常に向いているのです。

このような複数の要素が合わさり、視聴者の維持につながっているのだと思います。

 

 

 

 

 

 

このシリーズの結末はご存知なのですか?脚本家の創作プロセスにあなたは非常に深く関わっていらっしゃるようですが、どのような結末を迎えて欲しいと思っていますか?

 

女性という最高のミステリーを紐解くことに人生を費やすでしょうね。最後の一息までこの謎解きを楽しむと思います。それから、幸福と充足感のある人生を、恩寵と知恵を持って自分らしく生きること。どうすればこれを成功させられるのかは、人生をかけて解くのに値するミステリーだと思います。

 

自分が見る世界というのもミステリーです。旅をする時はなるべく読書をしたり、初めての芸術や文化、社会や人々にたくさん触れるようにしているのですが、そうした自分の周りに広がる世界というのも、生涯を通じて追っていくミステリーですね。

 

住んでいる場所や生活に関わらず、新聞を読んだ時など毎日どこかの時点で直面するミステリーというのもあります。我々はどのようにしてここに行き着いたのか。どのようにしてこの文化とこの社会、そして今の状態にたどり着いたのか。今後どのようにして、あらゆる文化や人々に対しても人道的で真っ当な、配慮がなされた形で、健全に建設的に前進していくのか。これは私が毎日自問するミステリーだと言わざるを得ません。簡単にその答えに辿り着けるとは思っていませんけれどね。

 

質問に答えたところで気がつきましたが、満足のいく回答は出したくないですね。今話したミステリーはどれも、解決できてしまうと人生の面白味がかなり減ってしまいます。こうしたミステリーこそが、人生に生きる価値を与えると思います。さらには、解決されるべきものなのかも、よくわかりません。人類にとってこうしたミステリーは、解明することを切望し、努力して考え続けていくものではあると思いますが、解明することが可能なものなのか、私にはわかりません。

 

 

 

 

 

今日はどこからこのインタビューにお答えになっているのですか?過去に出演した映画を見返すことはないとお聞きしましたが、 テレビシリーズもご覧にならないのでしょうか?

マンションのベッドに座っています。これから家を出て、現場で撮影を始める準備も出来ています。仕事に出る前の朝の時間にこのインタビューがスケジュールされたので、こうして自分の部屋のベッドに座って、お話しています。

 

自分が出演した映画やテレビ番組を見ないというのは、誤解です。何年も経つ内に話が歪んでいったのかもしれませんが、過去の仕事を振り返ることに対してほとんど興味がない、というのが実際のところです。これまで出演したものはすべて観ています。ほとんどは複数回。あまり上手くなかったと思うものも含め、自分の出演作を観ることにまったく問題なく、観たいと思うことがほとんどないだけです。他の人の新作や新しい音楽といった、もっと興味の湧く楽しみなことが他にあったり、旅行や美術観賞、舞台観賞、読書も大好きです。人生にはもっと色々なことがあるので、自分の過去の仕事にこだわったりしないだけですね。自分の演技を観るのが不愉快なわけではなく、そうした過去を振り返ることにそれほど興味がないのです。

 

 

 

 

 

最後に「ブラックリスト」は日本でも大人気で、「スーパー!ドラマTV」で4月から日本初放送となります。これからシーズン7をご覧になる日本のファンに向けて、メッセージをお願いします。

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日本にこの番組のファンがいてくださることは、本当に嬉しく思いますし、『ブラックリスト』のシーズン7を楽しみにしてくださっていることに、感激しています。日本には何年も前に東京国際映画祭で1度だけ行ったことがあって、このメッセージを直接日本でお伝えできていないことが残念なのですが、一日でも早く日本に行って、日本のファンとお話したいと思っています。前回の滞在では、ほんの僅かしか日本を見ることができませんでしたが大好きだったので、もっとたくさん見ることができる日をとにかく楽しみにしています。

 

面白いのは、私は食べることも料理をすることも大好きなのですが、非常にややこしい食事制限があって食べられない食材があるために、レストランで外食をするのが非常に困難です。家でいろいろな料理を作る時は、簡単に対処できるのですがね。でもほとんど何を食べても問題がなく、そのため外食時にもいちばんよく食べるのが、日本食です。

 

ですので、また日本に行ってこの番組や私が手掛けた他の作品を気に入ってくれているファンの方々とお会いするのは本当に楽しみですが、とにかく日本を再び訪れること自体が待ちきれません。

 

 

 

 

 

 

 

 文:映画評論家/ジャーナリスト 立田敦子

 

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