メンタリストファイナル・シーズン

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レッド・ジョンとの壮絶な戦いに終止符を打ったジェーンの新たな人生とは!?
卓越した観察眼で事件を解決する“メンタリスト”パトリック・ジェーンの活躍をダイナミックに描く正統派ミステリー。
シリーズ完結篇となる最終シーズンを独占日本初放送!

作品解説

全米CBSネットワークで2008年9月に放送スタートし、同年12月には週間視聴率ランキングで第1位に到達。最終的に2008-2009年のシーズンで新番組中トップに立った、大人気海外ドラマ「メンタリスト」。全米での放送開始とともに爆発的な人気を集めた本作は、アメリカに留まらず日本を含め世界中で話題を集め、ロングラン・ヒットを記録。本国アメリカでは2015年、全7シーズン151話をもって完結。そのファイナル・シーズンをスーパー!ドラマTVが独占日本初放送する。

小説のシャーロック・ホームズやTV「刑事コロンボ」のように、個性的で知性と推理力を併せ持つ“癒やしセクシー”系のミステリー・ヒーロー、パトリック・ジェーンを演じるのは、TV「堕ちた弁護士~ニック・フォーリン~」や映画『プラダを着た悪魔』『L.A.コンフィデンシャル』のサイモン・ベイカー。大ヒットとなった本作で、エミー賞、ゴールデングローブ賞、SAG賞(全米俳優組合賞)といった数々の主演男優賞にノミネートされるなど、ベイカーはその実力とスター性を発揮している。

注)初回放送当時の情報となります

ファイナル・シーズン 見どころ

人生をかけて追い続けてきたレッド・ジョンとの戦いに終止符を打ったジェーン。次の人生はどうやって生きる?

妻子を殺されてからの10年間、ジェーンは連続殺人犯レッド・ジョンを追うことだけに全てを注いできた。CBIに捜査協力を申し出たのも、レッド・ジョンを捕まえるためだった。友人らしい友人も、家族も恋人もいない。一番近い存在は共に捜査をしてきた同志ともいえるリズボンだけだ。宿敵に自らの手で復讐を果たしたジェーンは、その後の人生をどう生きていくのか。
レッド・ジョンとの戦いに決着をつけたジェーンは、2年間姿を消し、過去の全てを忘れて、南の島で気ままな生活を送っていた。それまではレッド・ジョンの存在から多分に影響を受けていたことは否めず、生きる目的ともいうべきレッド・ジョンがいなくなり、空虚に生きていたジェーン。そんな中、アボットにFBIでの捜査コンサルタントの職をオファーされ、新たな生活を始める。盟友リズボンやチョウと共に事件を解決しながら、やがてジェーンは自分の今後の人生について考え始める。レッド・ジョンの影から解放された、新しいジェーンの魅力もファイナル・シーズンの見どころのひとつだろう。

CBI カリフォルニア州捜査局から FBI 連邦捜査局への華麗なる転身!

シーズン6の前半までは、CBIのリズボン率いる捜査チームの捜査コンサルタントとして、ジェーンは日々の事件を解決しながら宿敵レッド・ジョンを追っていた。一話完結の事件捜査ものでありながら、背景にジェーンとレッド・ジョンとの駆け引きを描くことで、シリーズは多くの視聴者を楽しませてきた。本作の大きな魅力となっていた宿敵”レッド・ジョン”のストーリーをシーズン半ばで終了させ、新たな物語として再スタートを図り、見事に成功させた、非常にまれなケースが「メンタリスト」なのだ。CBIはカリフォルニア州内の事件を捜査する機関であったのに対し、FBIでは、アメリカ各地で発生する特異な事件や、国家の安全を脅かす事件の捜査に、ジェーンたちが特別捜査チームとして派遣される。事件内容と捜査方法はFBIになったことで格段にレベルアップしているのだ。
テキサス州オースティンのFBI支部局に席を置くアボットは、DEA 麻薬取締局との合同捜査を成功させたことで、自分のチームを率いることを許された。そこでアボットは自ら優秀な捜査官を集め、精鋭部隊として専従チームを編成。アボットは有能な人材確保に余念がなく、レッド・ジョンも関与していた“ブレイク結社”の捜査で出会った、当時CBI捜査官だったチョウも自分のチームに招き入れている。さらに、事件捜査においては型破りだが天才的なパトリック・ジェーンを専従チームに加えようと、アボットは逃亡中だったジェーンを追いかけ、半ば強制的ではあるがチームに加える事に成功する。一方FBIに転身したチョウは、優秀なIT分析官であるワイリーがアボットの目にとまるようさりげなくサポートしたり、FBIアカデミーを卒業したばかりの新人捜査官ヴェガを妹分として目をかけたりと、チームリーダー性をさらに発揮。もちろん、ジェーンの突飛な行動に驚く周囲をフォローするなど、アボットのチームの要的存在となっている。CBI解散後のリズボンは警察署長として平穏な日々を送っていたが、時間がたてばたつほど、ジェーンと一緒に事件捜査していたエキサイティングな日々を恋しがるようになっていた。やがてリズボンはジェーンとアボットの申し出を受け、FBI捜査官としてチームに加わる。当初は堅物なイメージのあったアボットも徐々にジェーンやリズボンとも打ち解け、捜査チームのチームワークがより強まっていくのも、ファイナル・シーズンの見どころのひとつだ。

二人に用意されたエンディングとは?これまで描かれる事のなかったジェーンとリズボン、二人のプライベートも明らかに。

シリーズ序盤で製作総指揮のブルーノ・ヘラーは、リズボンとジェーンが交際に発展することはないだろうと断言し、リズボン演じるロビン・タニーもジェーンとリズボンの関係性について、「彼女の人生において一番近い存在。恋愛対象として考えてはいないと思うけど、二人の間にはあいまいな境界線があるわ。兄妹のような親友のような。」と語っている。そのリズボンとジェーンがついに心を通わせるのだが、果たして二人の交際は順調に進むのだろうか? レッド・ジョンに妻子を殺されたジェーンにとって、「失えない」存在となったリズボンを得たことが、プライベートだけでなく、仕事にも影響を及ぼしてしまうのか?また、二人が共に過ごすようになり、リズボンの家族やジェーンの育ったサーカス仲間が登場するなど、これまで以上に二人のプライベートも描かれることとなり、本作のファンならずとも楽しめるファイナル・シーズンとなっている。

「ウォーク・オブ・フェーム」に仲間入り!

甘いマスク、知的でシニカルなユーモアセンスと抜群の推理力を持つ“癒やしセクシー”のミステリー・ヒーロー、ジェーンを好演するのは、映画『プラダを着た悪魔』、『マージン・コール』やTV「堕ちた弁護士~ニック・フォーリン~」のサイモン・ベイカー。2010年12月には、アメリカTVドラマ史上破格のギャランティでシリーズの契約更新がされ話題になったベイカーだが、シーズンを追うごとにその実力とスター性を発揮し、注目の的。そして2013年2月には、映画やTV界への貢献者を称えるハリウッドの殿堂「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム」の仲間入りを果たし、スターとしての地位を確立した。本作ではたびたびエピソード監督も務めており、今回のファイナル・シーズンでは第5話「シルバーのブリーフケース」でメガホンをとっている。

ストーリー

ついにレッド・ジョンと対面し妻子の敵をとったジェーンは、リズボンに「すべて終わった」と電話で別れを告げ、忽然と姿を消す。

2年後。ジェーンの居所を探し当てたのは、CBIを解体したFBIのアボットだった。アボットは、FBIに協力して最低でも5年働けば、ジェーンの全ての罪を無効にし起訴はしないと約束し、捜査コンサルタントの仕事をオファーする。ジェーンは、有能な捜査官であるリズボンも捜査チームに加えることを条件に、本土に戻り、FBIで働くことにする。

FBI捜査官パイクとの交際が順調だったリズボンに対して、ジェーンはついに本心を打ち明けた。交際をスタートさせた二人ではあるが、ジェーンの心には、レッド・ジョンが残した深い傷が残っている。時には体を張って事件解決に奔走するリズボンに、ジェーンは徐々にある思いを募らせていく。そんな中、サイキックを騙る人物をターゲットにする連続殺人事件が発生する……。

各話あらすじ

放送時間

キャスト

パトリック・ジェーン/Patrick Jane (声:郷田ほづみ)

型破りな方法で犯罪捜査に協力する元・霊能占い師。占い師だった頃にからかったことを根に持つ連続殺人鬼“レッド・ジョン”に妻と娘を殺されたという悲しい過去がある。独自のセンスが認められてCBIに捜査コンサルタントとして招かれる。事件の関係者から真実を聞き出すのが得意な反面、銃を持たないので危険な目に遭いがち。アボットに説得され、捜査コンサルタントとしてFBIで働く。

サイモン・ベイカー Simon Baker

1969年7月30日、オーストラリア・タスマニア州生まれ。『L.A.コンフィデンシャル』『ランド・オブ・ザ・デッド』『ザ・リング2』『プラダを着た悪魔』『キラー・インサイド・ミー』『マージン・コール(未)』などの映画で活躍。本作ではエミー賞のドラマ・シリーズ主演男優賞にノミネートされた。プライベートでは2歳年上の女優と結婚、3人の子供の父親である。

テレサ・リズボン/Teresa Lisbon (声:加納千秋)

元CBIの上級捜査官。警察署長を経て、FBIに入局。いつも堂々とした態度で部下たちを指揮し、容疑者確保の現場に自ら突入するといった行動力を持ちあわせる。酒びたりだった父親を持ち、自分が3人の弟の面倒をみていた時、母親を飲酒運転の車にひき殺されたという悲惨な過去がある。ジェーンとついに交際をスタートさせるのだが……。

ロビン・タニー Robin Tunney

1972年6月19日、米イリノイ州シカゴ生まれ。19歳からLAに住んで女優になり、2本の映画『エンパイア レコード』『ザ・クラフト』で注目を集める。その後も『エンド・オブ・デイズ』『バーティカル・リミット』『パパラッチ』『ハリウッドランド』『ライフ・ドア 黄昏のウォール街』など多くの映画に出演。TVでは「Dr.HOUSE」にゲスト出演し、「プリズン・ブレイク」のシーズン1・2でベロニカ・ドノバンを演じた。ポーカーが得意で、TV番組で善戦したことがある。

キンブル・チョウ/Kimball Cho (声:喜山茂雄)

元CBI捜査官。CBI解体後はFBIに入局、アボット率いるチームの捜査官として活躍。地に足がついたクールなキャラクターだが、ワイリーやヴェガら部下にとっては頼もしい兄貴分。CBIに入る前は軍人だったこともあり、若かりし日には「エイボン・パーク・プレイボーイズ」というギャングの一員だったことも。

ティム・カン Tim Kang

1973年3月16日、米カリフォルニア州サンフランシスコ生まれの韓国系俳優。ハーバード大学やカリフォルニア州立大学バークリー校で演技を学んだ。TV界中心の活動で、「サード・ウォッチ」で日系のヨシハラ刑事を演じ、「ザ・ソプラノズ」「LAW & ORDER: 犯罪心理捜査班」「ゴースト~天国からのささやき」「名探偵モンク」「ザ・ユニット」、米国リメイク版「The Office」などにゲスト出演。映画『フォーガットン』『ランボー 最後の戦場』にも出演している。

デニス・アボット/Dennis Abbott (声:乃村健次)

FBI管理官。有能な人材を集めて専従チームを編成している。レッド・ジョン事件の渦中にあったCBIのリズボン・チームの捜査で出会ったチョウ、そして犯罪捜査が天職であるジェーンを説得して、捜査チームに招き入れる。

ロックモンド・ダンバー Rockmond Dunbar

1973年1月11日、米カリフォルニア州バークレー生まれ。TV「アース2」で初レギュラーを得て以来、テレビ、映画で活躍中。「プリズン・ブレイク」のシーノート役や、「サン・オブ・アナーキー」など。映画『キスキス,バンバン』にも出演。

ジェイソン・ワイリー/Jason Wylie (声:関雄)

FBIのIT分析官で、コンピューターのエキスパート。本部から捜査チームを頼もしくサポート。陽気な性格で、ジェーンのマインドゲームにはいつも興味津々。

ジョー・アドラー Joe Adler

1993年3月29日生まれ。2010年にTV「デトロイト 1-8-7」で俳優デビュー。「シェイムレス 俺たちに恥はない」、「CSI: 科学捜査班」、「モダン・ファミリー」などにゲスト出演を経て、本作のワイリー役と、映画『メイズ・ランナー』のザート役で注目を集める。

ミシェル・ヴェガ/Michelle Vega (声:岡本沙保里)

アボットの捜査チームに新たに加わる新人捜査官。FBIアカデミーを卒業したばかりで、活気とやる気に満ち、腕っ節も強い。全てを吸収しようと勉強熱心で、チョウとは馬が合うよう。しかし、ジェーンのその型破りな捜査方法には少々困惑気味のようで……。

ジョジー・ローレン Josie Loren

1987年3月19日、米フロリダ州マイアミ生まれ。TV「シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ」でデビューを果たし、「ヴェロニカ・マーズ」などのTVシリーズにゲスト出演。「跳べ!ロックガールズ ~メダルへの誓い」では4シーズンに渡り、ケイリー役で出演。『セブンティーン・アゲイン』など映画にも出演。