刑事カーディナル記憶に巣喰う虫

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頭に銃弾を抱えた“赤毛の女性”は一体誰なのか? 儀式的な殺人事件の裏に隠された犯人の謎とは?
本国カナダで高視聴数を記録したミステリードラマのシーズン2を独占日本初放送!!

記憶に巣喰う虫 見どころ

既にシーズン4まで製作決定の人気ドラマ、120万人以上が視聴

小説家ジャイルズ・ブラントの“Blackfly Season”が原作の本作。“Blackfly Season”は、シーズン1の原作、“悲しみの四十語”と同シリーズの3作目となる小説である。シーズン1は、2016年‐2017年にかけてカナダで放送されたドラマの中で、最も注目されたドラマの1つであり、毎週平均120万人以上の視聴を記録した。さらに本国カナダのCTVにとって前例のない、2シーズンの延長を決定した。カナダだけではなく、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、スペイン、北欧地域、オーストラリアなどあらゆる地域で放映され、高視聴数を記録している。ウォール・ストリート・ジャーナルで本作シーズン1は、“常に好奇心を掻き立てられ続けるスリラーで、その魅力は骨まで凍り付くような景色の壮観さによって確実になった”と称賛され、USA Todayでは、“アングロ系カナダ人のベテラン捜査官と若いフランス系カナダ人の相棒の駆け引きと絆が、このドラマに感情の深みを与える”と称された。各方面から高評価を得ているこの作品の続編となるシーズン2は期待大! さらに、本国カナダではシーズン3の放送が開始が目前、シーズン4の製作も2月から始まる予定だ。シーズン1の凍てつくような冬景色から、緑が綺麗に映える初夏の景色に移り変わったシーズン2も見逃せない!

豪華キャスト・スタッフ陣が織りなす荘厳なドラマ

今シーズンでは、『フルスロットル』に出演し、「19-2(原題)」で2016年カナディアン・スクリーン・アワードの助演男優賞にノミネートされたブルース・ラムゼイがレイ役で出演する。さらに、「クイーン・メアリー 愛と欲望の王宮 -決断-」に出演し、Golden Maple Awardsにて2度ノミネートされているジョナサン・ケルツがケヴィン役で、「オーファン・ブラック 暴走遺伝子」シーズン1~5に出演し、同作で2017年にカナディアン・スクリーン・アワードにおいて助演男優賞を獲得したケヴィン・ハンチャードがアラン・クレッグ刑事役で加わり、カナダで注目を集める役者陣の演技が見逃せない。一方、制作では「ビューティ&ビースト/美女と野獣」シーズン2や「REIGN/クイーン・メアリー」シーズン1・2などの作品の監督を手がけ、『コロニー5』ではシッチェス・カタロニア国際映画祭、Official Fantàstic Panorama Selection部門のGrand Prize of European Fantasy Film in Silverを受賞したジェフ・レンフローが監督を務める。数々の賞にノミネート・受賞した経験のあるキャストや制作陣が名を連ねる本作シーズン2も、シーズン1に続き期待大!

ストーリー

舞台はシーズン1から数か月後、初夏のアルゴンキン・ベイ。暗く長かった冬がやっと終わりを迎え、全てが青々と色鮮やかに見える季節が到来した。しかし、暖かく日の長い季節のはじまりは、同時に冷酷な悪人たちが血を求めて活動しはじめる時期でもあるのだ。シーズン2のはじめ、カーディナルの生活は落ち着きを取り戻したように見える。彼に関する内部調査は相棒デロームのおかげで解決し、過去の暗い事実をエサにした脅迫からも解放された。妻キャサリンは家に戻り、再び彼女らしさを取り戻しつつある。娘ケリーも秋から芸術系の学校に通うべく奮闘しており、カーディナルを取り囲む環境は安定しようとしていた。しかし、そんな落ち着いた平和な日々は、ある事件によって一変する。カーディナルとデロームは、頭に銃弾を抱えた若い女性が関係している不思議な事件に遭遇する。その“赤毛の女性”は、自分が誰なのか、どうやってそこへ来たのか、誰に撃たれたのか何も記憶がない。その後、2人は“赤毛の女性”を撃ったと思われる容疑者を突き止めるが、その人物は遺体で発見される。容疑者を捜索するカーディナルとデロームの2人は、“赤毛の女性”と協力して事件の真相を突き詰めていくが、2人が殺人犯の正体を明らかにしようとする中で、想像していたよりも複雑な危険が2人を待ち受ける……。

各話あらすじ

放送時間

キャスト

ジョン・カーディナル/Det. John Cardinal

アルゴンキン・ベイ警察の刑事。双極性障害で入退院を繰り返す妻と、トロントの高校に通う17歳の娘がいる。頭が良く根気強い。信じたらそれを疑わず、決めた方向に突き進むことが多い。それは彼の生まれつきの性質でもあるが、妻キャサリンへの心配からきているものでもある。カーディナルは犯罪に巻き込まれた人の痛みに敏感で、腐敗や完全な悪に直面しようとも、慈愛と正義を信じ続ける。そんなカーディナルだが、数年前トロントで潜入捜査をしていた際に不正を犯したのではないかと疑われ、内部調査を指示されたデロームと対峙するが、命を救われ、更に自分の過去を話したことにより、少し心を開くようになる。

ビリー・キャンベル Billy Campbell

1959年7月7日、米ヴァージニア州生まれ。本作のシーズン1では、カナダのアカデミー賞にあたるカナディアン・スクリーン・アワードにおいて最優秀主演男優賞を受賞。また、2018年国際エミー賞においても男優部門にノミネートされた。

リズ・デローム/Det. Lise Delorme

アルゴンキン・ベイ警察の刑事。金融犯罪課から異動し、カーディナルの相棒となる。優秀な捜査員で、想像力に長け、勘が鋭い。アルゴンキン・ベイのフランス系カナダ人コミュニティの出身。金融犯罪課では数々の汚職議員や不動産詐欺師などを検挙してきた。物事を白黒はっきり考え、正確にとらえるデロームは仕事においては優秀で、回りくどく記された会計も読み解き、不正を暴いてきた。出世することは誰の目にも明らかで、強行犯(捜査)係に昇進した。水文学者のパートナー、ジョシュと暮らしていたが、彼の方からデロームのもとを去る。

カリーヌ・ヴァナッス Karine Vanasse

1983年11月24日、カナダ・ケベック州生まれ。「PAN AM/パンナム」のコレット・ヴァロワ役や、「リベンジ」のマルゴー・ルマルシャル役など人気作に出演。『静かなる叫び』のヴァレリー役で最も知られる。また、同作のプロデューサーを務めるなど活躍の幅は広い。トロント国際映画祭で1999年に『Emporte-moi(原題)』で受賞を果たしており、その他数々の賞に選ばれている。

レッド/Red

頭に銃弾を抱え、記憶を失くした女性。赤い髪が特徴的。後にバンクーバーから来た学生ということがわかる。彼女の記憶が殺人犯捜査のカギとなる。

アレックス・パクストン=ビーズリー Alex Paxton-Beesley

カナダ・オンタリオ州トロント生まれ。舞台、テレビ、ショートフィルムなど数多く活躍する女優。受賞実績のある人気ドラマ「刑事マードックの捜査ファイル」やBBCアメリカの「COPPER(原題)」に出演したことで知られる。「SUITS/スーツ」シーズン1や「マイノリティ・リポート」にもゲスト出演している。

レイ/Ray

レイ・ベッドフォードという別名でも知られる。マイアミのキューバ共同体の凶悪な儀式的殺人を行う人物(アフロカリビアン宗教的な仕事を許されており、そのサディスティックな欲を満たすために仕事を利用している連続殺人者)を雇っている。野心的なプロジェクトの実現のためには手段を選ばない。

ブルース・ラムゼイ Bruce Ramsay

1966年12月31日、カナダ・ケベック州生まれ。彼の出演した作品は映画、TV、舞台、ラジオなど100以上。2011年には自身が出演・脚色を手がけた『Hamlet(原題)』で監督デビューを果たした。最近では受賞歴のあるカナダの人気テレビシリーズ「19-2(原題)」や「アート・オブ・モア 美と欲望の果てに」、「21サンダー」に出演。

作品基本情報

原題:CARDINAL: BLACKFLY SEASON
データ:シーズン2・2018年/カナダ/字幕/60分/シーズン2全6話/HD作品
製作総指揮:ジェニファー・カワハ、ジュリア・セレニー、サラ・ドッド
出演:ビリー・キャンベル、カリーヌ・ヴァナッス、ブルース・ラムゼイ、アレックス・パクストン=ビーズリー、デボラ・ヘイ、グレン・グールド