ストーリー
事件を解決して帰宅したカーディナルを待っていたのは、妻キャサリンの外出を告げる置き手紙だった。町へとキャサリンを捜しに出かけたカーディナル。そこで見たのは、飛び降り自殺をしたキャサリンの遺体だった。目の前の光景が信じられず、茫然と立ち尽くすカーディナル。デロームをはじめ同僚たちも驚きを隠せない。その後キャサリンの遺書が見つかり、現場の状況からも自殺と断定され捜査は終了する。木々が紅色に染まり、日が短くなりはじめたアルゴンキン・ベイでは年に1度のスポーツマン・ショー開催が近づいていた。そんな中、ATM強盗が発生。復帰間もないカーディナルに代わって、デロームがチームを率いて捜査に当たる。そこへ、郊外の湖畔にあるサマーハウスで死体なき殺人事件の一報がもたらされた。
先住民の学生サムが不倫関係にあるランダルとのひとときを過ごした後、偶然その事件現場に居合わせていた。銃声を聞き、驚いて逃げるうちにスマートフォンを落としてしまうサム。そして彼女のスマートフォンは何者かの手に渡ってしまった。一方、妻キャサリンの死後、心に痛手を負ったカーディナルの元には、彼女の死についてカーディナルを中傷するカードが届いていた。自殺への疑念を深めていくカーディナルは個人的に危険な調査を進めていく。殺人事件を調査しながらも、妻の死に隠された真相を追うカーディナルと、その様子を気にかけるデローム。真相に迫るとともに、危険にも近付いていくのだった……。