ストーリー
自動車事故で危うく命を落としそうになったキムと自分のしたことがキムを追い詰めることになっていたと自責の念にかられたジミーは、自分たちにとって本当に大切なものは何なのか再考し、野望を達成するまでの道のりの長さを思い知る。キムが事故で痛手を負い、回復するまで休んでいる間、ジミーはチャックにしてきたことを後悔し、謝罪して関係の修復を試みるものの、チャックは謝罪の申し出を拒絶。ほどなく病がぶり返し、電気が怖くなってしまったチャックは、全ての電磁波を取り除こうと家中の壁を叩き壊し、錯乱状態になった挙句、家に火をつけてしまう。
ジミーの法律免許が回復するまで、キムはジミーの仕事を見つけると言い、キムの家で過ごすジミーに1本の電話が入る。電話の相手は、チャックと共にハムリン・ハムリン・マッギル(HHM)の共同経営者を務めるハワード・ハムリン。ハワードは、火事でチャックが死んだと言う。チャックの死に喪失感を抱えたジミーに追い打ちをかけるようにチャックは事故ではなく自殺したのではないかという話が浮上。突然の悲劇を受け入れることができず苦しむジミーとすっかりふさぎ込んでしまったジミーを見守るキム。一方、マイクはガスの指示により資金洗浄を頼んでいた人物が働くマドリガル社に、偵察のためセキュリティー・コンサルタントとして忍び込み、徹底した働きぶりを見せる。ガスはヘクターが救急車で運ばれた原因にナチョが関係しているのではと疑う。ハワードは、自分がチャックを会社から追い出したせいで自殺したかもしれないとジミーに言うと、ジミーは突然陽気になるのだった。チャックの死は、元同僚であるハワードとキムにも大きな打撃を与え、マッギル兄弟がきっかけで起こった2人の争いが再び激化してしまうのか?! そして、徐々にジミーがソウル・グッドマンに変容していく……。