ストーリー
海軍犯罪捜査局(略称NCIS)ニューオーリンズ支局は、ミシシッピー川からテキサス州北部のパンハンドル地方までを管轄とし、日夜アメリカ海軍やアメリカ海兵隊の将兵が関わる事件を扱っている。NCISニューオーリンズ支局の主任ドウェイン・“キング”・プライドは、自らスカウトしたクリストファー・“クリス”・ラサール、コンピューターのスペシャリストであるパットン・プレイムらから成るチームを率いている。チームメンバー同士が家族のように接し、アットホームな雰囲気のNCISニューオーリンズ支局で、彼らは検視官ロレッタ・ウェイドと科学捜査分析官セバスチャン・ランドら優秀なスタッフの協力を得ながら、持ち前のチームワークで様々な難事件を解決していく。
シーズン4の最終回で、何者かに激しく撃たれ、そのまま意識を失い倒れてしまったプライド。犯人はバーロウの殺し屋、アメリア・パーソンズだった。ラサールは必死にアメリアを追うが、あと一歩のところで取り逃がしてしまう。ラサールの弾を受けて重傷を負ったアメリアはそう遠くへは逃げられない。アメリアから3発の銃弾をくらい、昏睡状態に陥っているプライドに代わり、リーダーが必要となるNCISニューオーリンズ支局。タミーの勧めもありラサールが指揮を執ることに。NCISワシントン本部のギブスからの情報提供で、アメリアはバーロウの仕事でプライドを狙ったのではなく、個人的な怨みからプライドを撃ったと知る。アメリアの元夫はプライドが殺害したジョン・ストーンだったのだ。復讐のために自らの命すら顧みないアメリアは、刑務所の病院から逃げ出してプライドを追いかけていたのだった。逃走したアメリアをおびき寄せるため、ラサールは「プライドは回復に向かっている」というニュースを流す。アメリアは案の定プライドが入院する病院へ忍び込む。
一方プライドは、3日間生死の境を彷徨っていた。そんなプライドのもとに、かつて殺されたはずのCIA捜査官サッターが現れる。彼女は自分が作り上げた妄想だと早々に気が付くプライドだが、彼女の言葉に次第に説得されていく。サッターに、「もう役目は終わった。手を取って。」としきりに言われるが、まだ捜査官としての仕事や、娘ローレルに対する責任があるはずだと、昏睡状態のまま苦しむプライド。そんな彼をウェイドやリタが見守るが、果たしてプライドは生と死、どちらを選ぶのか……。