NCIS: ニューオーリンズシーズン6

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衝撃のストーリーがチームを待ち受ける!
新旧メンバーが入れ替わってますます絶好調の犯罪捜査ドラマシリーズ、待望の最新シーズン!

作品解説

アメリカはもとより、世界各国で絶大な人気を誇っている「NCIS ネイビー犯罪捜査班」は、2003年から米CBS局で放送開始以来、現在でも全米視聴率トップを争う人気番組だ。2009年にはスピンオフ「NCIS: LA 極秘潜入捜査班」が登場し、こちらも大ヒットを記録中。さらに2014年、2つ目のスピンオフとして登場し、本国ではシーズン7の製作が決定している人気作が「NCIS: ニューオーリンズ」である。米2014-2015年シーズンにおいて打ち切りとなった新ドラマが多い中、とりわけ人気番組を多く抱えるCBSの継続のハードルは他局よりも高い。その難関を見事にクリアした本作は、初回放送は1720万人という視聴者数を記録(7日以内のDVR(デジタルビデオレコーダー)での録画視聴を含めると2100万人)。これは全ネットワーク局において最も高い数字であり、初回放送の記録としては「NCIS: LA 極秘潜入捜査班」以来のハイスコアと記録ずくめ。さらに、2014年-2015年シーズンを通して新ドラマにおいてナンバーワン※※の高い平均視聴者数を維持した。

そもそも「NCIS ネイビー犯罪捜査班」は、アメリカ海軍法務部の活躍を描いた人気シリーズ「犯罪捜査官ネイビーファイル」のスピンオフとして始まった。今では本家というべき「NCIS ネイビー犯罪捜査班」はワシントンD.C.を中心に、「NCIS: LA 極秘潜入捜査班」はロサンゼルス、そして「NCIS: ニューオーリンズ」はルイジアナ州南部のニューオーリンズが舞台と、任務の内容やチームの規模、それぞれの土地柄の違いが出た作りで各々が人気を博している。中でも「NCIS: ニューオーリンズ」は独特の文化色が強く異文化感も面白い。もちろん、本家とスピンオフは密接な関わりを持っている点もシリーズのファンにとっては大きな魅力である。各シリーズをうまく差別化しながら、「NCIS」シリーズは一大フランチャイズを形成し、いずれも大ヒットを飛ばしている。

また、個性的なキャラクターも「NCIS」シリーズの大きな見どころのひとつ。本作のチームリーダー、ドウェイン・“キング”・プライド役のスコット・バクラは、舞台出身の実力派俳優で「スタートレック エンタープライズ」のアーチャー船長役や「タイムマシーンにお願い」など、これまでも数々の人気シリーズで主演をつとめ、海外ドラマファンにはおなじみ。その他、『ワイルド・スピード』シリーズほか映画出演多数のルーカス・ブラック、「ザ・シールド ルール無用の警察バッジ」のCCH・パウンダーら若手からベテランまで芸達者が勢ぞろいして、アットホームなチームワークの中にも多様な人間ドラマを織りなしている。スタッフには、「NCIS ネイビー犯罪捜査班」のギブス役のマーク・ハーモンも製作総指揮として名を連ねている。

注)初回放送当時の情報となります
※※米ニールセン調査: 米2014-2015年 新ドラマ平均視聴者数ランキング第1位

シーズン6 見どころ

異色の新メンバー、クエンティン・カーターが加わる!

プライドは、かつて受けた拷問の影響で発症した不眠と悪夢が悪化し、いよいよ治療に専念することになった。ロレッタから紹介された医師の元で治療をすべく、しばらく休暇を取ることにしたのだが、チームが人手不足になってしまう、と休暇前にあらかじめ後任の派遣を依頼していた。1週間後にやってくるはずだった新メンバーは、翌日オフィスに現れ、チームが不在だった間にちゃっかりと自分でコーヒーを煎れるほど寛ぎ、コーヒーの味が最悪だとも言い出す始末。さらにデスクも既に占領し始めた姿を目にしたチームの誰もが、彼に嫌悪感を抱く。数々の重要事件を解決に導いてきたやり手らしいが、チームの一員として溶け込めるようになるだろうか? 放送後TV Insiderが実施した「クエンティン・カーターの第一話の印象は?」のオンライン・アンケートには、50%もの人が「Hated it(相当嫌い)」に投票している。新メンバーの今後の活躍と展開に目が離せない。

ストーリー

FBIとの合同捜査で、過激派白人至上主義団体のアジトへ急襲をかけるために張り込み中の合同チーム。家の中に6名の容疑者とVXガス爆弾の存在を確認し、全員がFBIによる突入指示を待っていた。だが、至近距離で偵察していたハンナとセバスチャンは、熱探知システムでは検出されなかった非武装の女性二人を家の中に発見する。ハンナは、襲撃前に女性を救出すべきだと提言するも、指揮官であるFBI捜査官ハーパーは却下。だがハンナは指示を無視して独断で家に侵入し、セバスチャンのバックアップを得て女性を救出する。その後の銃撃戦ではFBI捜査官の2名が被弾し、VXガス爆弾の入ったバッグは何者かによって持ち去られてしまう。ハーパーは、爆弾が持ち去られたのは指示に従わなかったハンナの勝手な行動が原因だと彼女を非難し、厳重処分を求める。

しかしその後、FBIから入手した熱探知システム映像の解析を行った結果、バイヤーと思しき人物が、システムに探知されないよう高度な断熱服を着用して襲撃中にこっそり爆弾入りのバッグを持ち去っていたことが判明する。さらに、救出された女性二人の証言から、爆弾を持ち去ったバイヤーは組織とは無関係の単独犯であることも分かる。

そんな中、NCIS本部からハンナによる違反行為の報せを受けたプライドは、休暇先から急遽ニューオーリンズに舞い戻り、ハンナに停職を言い渡す……。

各話あらすじ

放送時間

キャスト

ドウェイン・“キング”・プライド/Dwayne Pride (声:内田直哉)

NCIS特別捜査官。ルイジアナ州ニューオーリンズ支局の主任。あだ名はキング。かつてはジェファーソン郡の保安官代理だった。ニューオーリンズで生まれ育った生粋の地元っ子。ニューオーリンズのカルチャーに精通し、ジャズに造詣が深くピアノの腕前はかなりのもの。料理も得意で、地元の名物料理を作って部下たちに振る舞うことも多い。離婚した妻リンダとの間に、ルイジアナ州立大学で音楽を専攻するひとり娘ローレルがいる。NCISワシントン本部の主任ギブス(「NCIS ネイビー犯罪捜査班」)とは、NIS(NCIS 前身)時代にともにフェド5 として活動していた長年の友人同士。チームのメンバーに対しては家族のように接しており、仲間のためなら規則違反もいとわない。また、被害者遺族だけでなく困難な状況に陥っている事件関係者にも親身になるなど、人情派の一面も。シーズン5の最終話で強力な幻覚剤を投与される拷問を受けて以来、潜在意識の中に眠る記憶から引き起こされる幻覚と悪夢に苦しめられる。

スコット・バクラ Scott Bakula

1954年10月9日、米ミズーリ州生まれ。大学時代に演劇を志し、ニューヨークへ移り舞台でキャリアを積む。1988年にはブロードウェイのミュージカル「ロマンス,ロマンス」でトニー賞にノミネートされるなど、高い評価を得た。一方、1986年からはTVに出演。SFシリーズ「タイムマシーンにお願い」のサム・ベケット役ではゴールデングローブ賞を受賞。「スタートレック エンタープライズ」のジョナサン・アーチャー役でもよく知られているほか、「CHUCK/チャック」をはじめとする多くの人気ドラマにゲスト出演。映画デビューは、1990年の『マージョリーの告白』。その他出演作は『アメリカン・ビューティー』など多数。

クリストファー・“クリス”・ラサール/Christopher LaSalle (声:加瀬康之)

NCIS特別捜査官。ニューオーリンズ支局のシニア・エージェントで通称クリス。アラバマ州出身で、アラバマ大学卒。やんちゃなイメージがあるが在学中は優等生で、大学のマスコット=象の“ビッグ・アル”を演じていた。風紀犯罪取締班で働いていたこともあるが、プライドにスカウトされてNCISニューオーリンズ支部へ。地元で最も歴史がある有名なフレンチ・クオーターに住んでいる。プライドのことを敬愛し、ニューオーリンズのカルチャーや人々に強い愛着を抱いている。人好きのするオープンな性格で、魅力的な女性には遠慮なくアプローチする。

ルーカス・ブラック Lucas Black

1982年11月29日、米アラバマ州生まれ。子役としてTV シリーズ「アメリカン・ゴシック」や、映画『8月のメモワール』『スリング・ブレイド』『ゴースト・オブ・ミシシッピー』『X-ファイル ザ・ムービー』などに出演。高校時代は学業を優先させ、バスケットボールとフットボールなどスポーツにも打ち込んだ。卒業後、俳優業を本格的に再開。『プライド 栄光への絆』『ジャーヘッド』『ワイルド・スピード X3 TOKYO DRIFT』『42 ~世界を変えた男~』『ワイルド・スピード SKYMISSION』ほか、大作映画への出演多数。カルバン・クラインのモデルを務めたこともある。本家「NCIS ネイビー犯罪捜査班」にもゲスト出演している。

タミー・グレゴリオ/Tammy Gregorio (声:甲斐田裕子)

国土安全保障省エージェントが絡んだ不祥事の件で、プライドと彼のチームを捜査するためにワシントンD.C.から派遣されたFBIエージェント。ニューヨーク出身だがニューオーリンズ在住経験があるらしい。専門はテロ対策及び行動プロファイリングだが、狙撃事件捜査にも詳しい。人情や礼儀を大切にするプライドのニューオーリンズ流捜査方式に最初は戸惑っていたが、そのはっきりした性格と判断力を活かして活躍中。セバスチャンとの絶妙な凸凹コンビぶりを見せている。

ヴァネッサ・フェルリト Vanessa Ferlito

12月28日、米ニューヨーク州生まれ。2002年に俳優デビュー。その後、TV映画「レックス・ザ・チャンプ/無敗の帝王」で注目を集める。「ザ・ソプラノズ」や「24」などのTVドラマにゲスト出演した後、「CSI: ニューヨーク」で初のレギュラー・キャストの役を得る。その他の出演作には「グレイスランド 西海岸潜入捜査ファイル」、『デス・プルーフ in グラインドハウス』など。

ロレッタ・ウェイド/Loretta Wade (声:宮寺智子)

ルイジアナ州ジェファーソン郡の検視官。ハーバード大卒のエリートで、メディカル・スクールを卒業後にニューオーリンズに越してきた。彼女のモルグはNCISニューオーリンズ支局と契約しており、しばしばプライドたちに的確な助言を与えるなど頼れる存在。また、セバスチャンの上司として彼のオタクぶりをいさめつつも、時にはうまくおだててその明晰な頭脳を巧みに捜査にいかしている。プライドと同じくニューオーリンズの文化と人々を愛している。不眠に苦しめられているプライドを心配し、友人の精神科医を紹介する。

CCH・パウンダー CCH Pounder

1952年12月25日、英領ガイアナ(現・ガイアナ共和国)のジョージタウン生まれ。本名はキャロル・クリスティン・ヒラリア・パウンダー。ガイアナ系アメリカ人。イギリスで教育を受け、1970年にアメリカに移住。1979年にボブ・フォッシーの傑作『オール・ザット・ジャズ』で映画デビュー。1987年『バグダッド・カフェ』のブレンダ役で、国際的に名前を知られるようになる。以後、『ロボコップ3』『フェイス/オフ』『エンド・オブ・デイズ』『アバター』など大作映画への出演多数。TVでは「ER 緊急救命室」のシーズン3までアンジェラ・ヒックス役で出演。レギュラー出演した「ザ・シールド ~ルール無用の警察バッジ~」のクローデット・ウィムズ役でも有名。そのほか、「LAW & ORDER: 性犯罪特捜班」「サン・オブ・アナーキー」「ウェアハウス13」など、多くの人気ドラマにゲスト出演、アニメの声優もつとめる。『アバタ―』続編への出演も決まっているほか、2019年公開の『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』にウィリアムズ上院議員役で出演。

セバスチャン・ランド/Sebastian Lund (声:武藤正史)

ロレッタのアシスタントで科学捜査分析官。非常に優秀だが、オタク気質全開の変わり者で口数が多く、空気が読めない発言は日常茶飯事。統計による数字や確率を行動の規範としているが、ことプライベートの女性関係においてはうまく機能していない。大学時代には女子と出会えるからという理由で、赤十字の講習を受けたことも。あらゆる分野で多岐にわたって膨大な知識量を誇るが、合衆国政府の陰謀論や超常現象の存在を信じていたりもする。また、ホラー・オタクでもあり、スティーヴン・キングをはじめ正統派を好むなどホラーに関しては一家言ある。新たに加わった捜査官から“スリム”というニックネームを付けられ、意外と傷付いている。

ロブ・カーコヴィッチ Rob Kerkovich

「CSI: マイアミ」「NYボンビー・ガール」「マスターズ・オブ・セックス」「New Girl ~ダサかわ女子と三銃士」などのTVシリーズにゲスト出演。『クローバーフィールド/HAKAISHA』『理想の彼氏』ほか映画にも出演している。

パットン・プレイム/Patton Plame (声:竹田雅則)

車椅子に乗ったコンピューターのエキスパート。ブロディによると、アメリカ軍のサイバー戦を担当する総合部隊、アメリカサイバー軍で働いていたとのこと。同じくテクノロジー・オタクであるセバスチャンとは良きライバル。クリスには“ハッカー”と呼ばれている。プライドの治療にこっそり協力し、プライドの悪夢に登場する謎の人物レッドについて突き止めることに成功する。

ダリル・“チル”・ミッチェル Daryl "Chill" Mitchell

1965年7月16日、米ニューヨーク州生まれ。ヒップホップ・アーティストを経て、1990年に映画『ハウス・パーティ』で俳優デビュー。TV「LAW & ORDER」や「ヴェロニカ's クローゼット」、映画『ギャラクシー・クエスト』、『ラッキー・ナンバー』などに出演するが、2001年、オートバイ事故で下半身不随となる。家族やデンゼル・ワシントン、クリス・タッカーなど友人に支援され、翌年より車椅子に乗って俳優業復帰。「LAW & ORDER: 犯罪心理捜査班」や「デスパレートな妻たち」にゲスト出演する。私生活では身体に障害のある俳優をキャストするよう呼びかけるなどの支援活動に積極的に参加している。2018年には、人気TVシリーズ「ウォーキング・デッド」のスピンオフシリーズである「フィアー・ザ・ウォーキング・デッド」に出演するなど、活躍を続けている。

ハンナ・コーリー/Hannah Khoury (声:日野由利加)

負傷しているプライドに代わり、チームに加わった特別捜査官。キャリアのほとんどを海外で過ごし、防諜活動を行ってきた国際的な人物。空気を読むのが上手い。私生活では夫と10歳の娘がいるが、何やら影を抱えている様子。危険で無謀と見られがちな行動を取り、人命救助を優先する一面を持つ。

ネカー・ザデガン Necar Zadegan

1982年6月20日、ドイツ生まれ。ドイツのハイデルベルクで生まれ、北カリフォルニアで育った。カリフォルニア大学サンタバーバラ校では、奨学金を受けて演劇とダンスを学ぶ。更に、フランスのソルボンヌ大学でも学んだ。ペルシャ語、フランス語、ドイツ語、英語を流暢に話し、スペイン語、アラビア語、ヘブライ語も勉強している。ピュリッツァー賞やトニー賞にノミネートされた『バグダッド動物園のベンガルタイガー』で、ハンセン病患者の役を演じ、ブロードウェイデビューを果たし、現在では映画やテレビ、舞台とマルチに活躍する多才な女優である。『4デイズ』や「恋するインターン」ジーナ・バンダーリ役、「HERE AND NOW ~家族のカタチ~」などに出演し、「24 TWENTY FOUR」や「フォスター家の事情」、「Major Crimes ~重大犯罪課」、「グッド・ドクター 名医の条件」「スター・トレック:ピカード」等の人気作にも多数ゲスト出演している。

クエンティン・カーター/Quentin Carter (声:白熊寛嗣)

プライドの治療休暇も重なって人手不足となったチームに招き入れられた特別捜査官。就任日より1週間も早くオフィスに立ち入り、図々しくデスクを使い始めて他のメンバーから大ひんしゅくを買う。有能だが、その生意気な態度ゆえに配属された先々で衝突したという過去を持つ。仕事仲間とは必要以上の人間関係を築きたがらず、チームには最悪な第一印象を与えた。

チャールズ・マイケル・デイヴィス Charles Michael Davis

米オハイオ州生まれ。フィリピン出身の母親とケンタッキー州出身の父を持つアフリカ系アメリカ人。NIKEやFootlockerなどのモデルとしてキャリアをスタートさせたのち、「グレイズ・アナトミー 恋の解剖学」、「シカゴ P.D.」、「サバヨミ大作戦!」など数多くの人気テレビシリーズに出演。「ヴァンパイア・ダイアリーズ」のスピンオフシリーズ「オリジナルズ」では、マルセル・ジェラード役として5シーズンに渡ってレギュラーを務めた。同シリーズの2本のエピソードで監督業にも挑戦している。

作品基本情報

原題:NCIS: NEW ORLEANS
データ:シーズン6・2019~2020年/アメリカ/二カ国語&字幕/60分/今回シーズン6全20話/HD作品
製作総指揮:マーク・ハーモン、クリストファー・シルバー、ジェームズ・ヘイマン、アダム・ターガム、チャド・ゴメス・クリージー
出演:スコット・バクラ、ルーカス・ブラック、ヴァネッサ・フェルリト、CCH・パウンダー、ロブ・カーコヴィッチ、ダリル・“チル”・ミッチェル、ネカー・ザデガン
日本語吹き替え:内田直哉、加瀬康之、甲斐田裕子、宮寺智子、武藤正史、竹田雅則、日野由利加