ストーリー
FBIとの合同捜査で、過激派白人至上主義団体のアジトへ急襲をかけるために張り込み中の合同チーム。家の中に6名の容疑者とVXガス爆弾の存在を確認し、全員がFBIによる突入指示を待っていた。だが、至近距離で偵察していたハンナとセバスチャンは、熱探知システムでは検出されなかった非武装の女性二人を家の中に発見する。ハンナは、襲撃前に女性を救出すべきだと提言するも、指揮官であるFBI捜査官ハーパーは却下。だがハンナは指示を無視して独断で家に侵入し、セバスチャンのバックアップを得て女性を救出する。その後の銃撃戦ではFBI捜査官の2名が被弾し、VXガス爆弾の入ったバッグは何者かによって持ち去られてしまう。ハーパーは、爆弾が持ち去られたのは指示に従わなかったハンナの勝手な行動が原因だと彼女を非難し、厳重処分を求める。
しかしその後、FBIから入手した熱探知システム映像の解析を行った結果、バイヤーと思しき人物が、システムに探知されないよう高度な断熱服を着用して襲撃中にこっそり爆弾入りのバッグを持ち去っていたことが判明する。さらに、救出された女性二人の証言から、爆弾を持ち去ったバイヤーは組織とは無関係の単独犯であることも分かる。
そんな中、NCIS本部からハンナによる違反行為の報せを受けたプライドは、休暇先から急遽ニューオーリンズに舞い戻り、ハンナに停職を言い渡す……。