ストーリー
真夏のロサンゼルスでレイプ殺人が連続して発生し、BAUは現地へ飛ぶ。最初の犯行が起きたニュートン地区の担当刑事カーツバードとスパイサーが共同で捜査に当たる。「暗闇の王子」とマスコミから命名された犯人は巨大都市LAを恐怖に陥れる。
ガルシアの調べによって、この犯人が26年前から全米中を回って200件以上の犯行を重ねていたことがわかる。だが一度犯行を遂げた場所に戻ることはなく、二度目の犯行があったのはロサンゼルスが初めてだった。ロサンゼルスで前回犯行があったのは26年前。その時の犯行記録を見たモーガンは、殺されたのがスパイサーの両親だったことに気づく。
だが事件を目撃していたはずの本人はずっと、両親の死因を交通事故だと信じ込まされていた。その時の状況と今回の一連の犯行を比較したBAUは、スパイサーが熱血刑事としてマスコミに出たのを見た犯人が「ヒーローを作ったのは俺だ」とばかりに自分の手柄をアピールするため戻って来たのだということに気づく。しかし犯人のビリー・フリンはスパイサーの娘エリーと妹クリスティンを人質にして立てこもり、スパイサーは娘のために銃を捨て、モーガンの目の前でビリーに撃たれてしまう。そしてビリーはエリーを連れて逃走した……。BAUは「暗闇の王子」ビリー・フリンの凶行を止められるのか?幼い少女エリーの運命は?