クリミナル・マインドシーズン10

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FBIの最強プロファイラー・ユニット“BAU(行動分析課)”のメンバーが様々な凶悪事件に挑む、ロングラン大ヒット犯罪捜査ミステリー!
新メンバーとしてジェニファー・ラブ・ヒューイットが加わるシーズン10をチャンネル初放送!

作品解説

「クリミナル・マインド」とは、米CBSネットワークにて2005年秋より放送を開始し、現在シーズン13が放送中のロングラン犯罪捜査サスペンス。FBI(アメリカ連邦捜査局)に実在する機関“BAU”。そこに所属し、犯罪者の心理を知り尽くした一流のプロファイラーたちが本作の登場人物。彼らは全米各地でシリアル・キラー(連続殺人鬼)が事件を起こすと現地に飛び、犯行現場の様子から犯人像をプロファイリングし、一刻も早い犯人逮捕をめざす。

犯罪を繰り返すことで己の欲望を満たそうとするのがシリアル・キラー。膨大なデータに基づき、彼らを“秩序型”“無秩序型”などに分類し、それぞれの特徴を新たな犯罪者たちの足跡に照らし合わせることで次なる犯行を予測する、地上最強のプロフェッショナル・ユニットが“BAU”だ。しかし、時に現実の犯罪者は彼らの予想を上回る欲望の強さと残虐さをもって捜査を混乱に招く。一方、事件を調べる“BAU”のメンバーの側にも深い心の闇が……。罪なる心(クリミナル・マインド)を抱えた人々がおりなす、空前絶後かつ予測不可能な犯罪ドラマの最終進化形、それが「クリミナル・マインド」だ。

出演はTV「ふたりは最高! ダーマ & グレッグ」でグレッグを演じたトーマス・ギブソン、映画『週末はマフィアと!』でヴェネチア国際映画祭の男優賞を受賞したジョー・マンテーニャほか、製作総指揮は映画『スピード』『プライベート・ライアン』などのハリウッドの大物製作者マーク・ゴ-ドン、脚本家としても活躍しているエリカ・メッサーらが手がけている。

米TV界では「CSI」シリーズ、「BONES」など、最新の科学捜査テクニックを題材にした犯罪ミステリー・ドラマが流行したが、犯行の手口を調べる展開だけでは推理ドラマとしても人間ドラマとしても、どうしても限界がある。そんな声に応えるかのように現れたのが、犯罪者の心を分析してその闇を暴くというまったく異なる捜査方法、“プロファイリング”を取り上げた「クリミナル・マインド」だ。プロファイリング自体は小説や映画で注目された「羊たちの沈黙」や、元FBI行動科学課のロバート・K・レスラーが著者に名を連ねる実録ベストセラー「FBI心理分析官 異常殺人者たちの素顔に迫る衝撃の手記」によって日本でもおなじみだが、ここまでリアルかつ詳細にプロファイリングを取り上げたTV・映画としては「クリミナル・マインド」が筆頭に挙げられるだろう。

注)初回放送当時の情報となります

シーズン10 見どころ

新メンバー加入でBAUに新しい風が吹くシーズン10!

シーズン9のラスト、自分をかばって撃たれたリードに死んだ息子を重ね合わせ、ショックから立ち直れずに突如BAUを去ったアレックス・ブレイク(ジーン・トリプルホーン)。ボストンで大学教員の道を選んだブレイクに代わり、BAUに新たにケイト・キャラハン(映画『ラストサマー』シリーズや、TV「ゴースト~天国からのささやき」のジェニファー・ラブ・ヒューイット)が加わる。ジェニファーは今までFBIにて極秘おとり捜査官として活躍してきた実績があるケイト・キャラハン役で、ブレイクの穴を埋めるため誰もが働いてみたいと切望するBAUでの任務に抜擢された、という設定。エグゼクティブ・プロデューサーのエリカ・メッサーは「われわれの多くは過去にジェニファーと楽しく仕事をした経験を持ち、また一緒に仕事ができることを楽しみにしている。」とコメント。

今シーズンにおけるレギュラー出演者の監督エピソードは、トーマス・ギブソンが5話と16話、ジョー・マンテーニャが12話、マシュー・グレイ・ギュブラーが21話を演出。13話でガルシア役のカースティン・ヴァングスネスが脚本を共同で担当した。
また、シーズン10のゲスト陣として、第15話と最終話に登場するケイトの夫クリス・キャラハンに扮するのは、「HEROES/ヒーローズ」や「エイリアス」のグレッグ・グランバーグ。さらに、5度のゴールデングローブ賞と7度のエミー賞を獲得したハリウッドの重鎮、エドワード・アズナーがヘイリーの父親ロイ役として第20話で出演している。

シーズン10第19話は、スピンオフ「クリミナル・マインド 国際捜査班」のバックドア・パイロット エピソード!

シーズン10第19話「国外捜査」“Beyond Borders”は、本国で2016年3月より放送開始されたスピンオフ「クリミナル・マインド 国際捜査班」“Criminal Minds: Beyond Borders”の1年近く前に放送された、バックドア・パイロット・エピソード。主人公ジャック・ギャレット役のゲイリー・シニーズや、マシュー・シモンズ役のダニエル・ヘニー、ラス・モンゴメリー役のタイラー・ジェームズ・ウィリアムズといった「国際捜査班」レギュラー陣が初めてTVに登場した記念すべきエピソードである。

ストーリー

大学教員の道を選んで去っていったブレイクの後任として、アンディ・スワンのチームにいたケイト・キャラハンがBAUにやって来る。おとり捜査で優秀な成果をあげていたようだが、実力の程はいかに。初仕事としてカリフォルニア州ベイカーズフィールドで発生中の連続殺人事件の捜査を行うこととなる。
事件の被害者は胴体のみで、手、足、首が切り取られていて身元が分からない。検視報告によると、なんと被害者は切断が始まってから48時間は生きてたという。犯人はいったい何のために生きたまま手足を切断したのか? 遺体から検出されたDNAを照合しても身元も判明せず、捜査は暗礁に乗り上げていた。そんな時、遺体を見たリードが3人目の被害者の胸に残っていた傷跡が豊胸手術のラインに一致することに気づく……。

各話あらすじ

放送時間

キャスト

アーロン・“ホッチ”ホッチナー/Aaron Hotchner (声:森田順平)

BAUを指揮するリーダーで通称「ホッチ」。常にスーツを着た正統派のFBI捜査官であると共に、自身も優れたプロファイラーである。正義感が強く、部下たちに厳しい一面がある一方、上層部などの圧力から彼らを守ろうと苦労することも多い。真面目すぎる性格のせいで仲間たちのジョークに気づかず、とぼけた反応をすることも。連続殺人犯「リーパー」の恨みを買い妻ヘイリーを殺害されてしまったという過去を持つ。シーズン10では、香港の大きな画廊から誘われた恋人ベスの背中を押し別れを選ぶが、ロッシに誘われたジャズバーで歌姫セリーヌの友人オードリーを紹介され新たな恋の予感が……。。

トーマス・ギブソン Thomas Gibson

1962年7月3日、米サウスカロライナ州チャールストン生まれ。ジュリアード学院などで演技を学び、舞台で活動した後、『遥かなる大地へ』で映画デビュー。『スリープ・ウィズ・ミー』『アイズ ワイド シャット』『フリントストーン2/ビバ・ロック・ベガス』などの映画に出演し、TV「シカゴ・ホープ」では「クリミナル・マインド」の共演者マンディ・パティンキンと共演。その後、人気シットコム「ふたりは最高! ダーマ&グレッグ」のグレッグ役で世界中で知られる顔に。妻との間に3人の子供がいる。身長1m88cmの長身で、特技はゴルフ。本シーズン第5話、第16話で監督を務めた。

デヴィッド“デイヴ”・ロッシ/David Rossi (声:菅生隆之)

BAU創立メンバーであり、過去数々の難事件を解決した伝説のプロファイラー。一度引退し、著作や講演会、コンサルタント業で活躍している成功者だったが、自ら志願し、ホッチの部下として現場に復帰する。3回の離婚歴があるが、以前より、秘密裏にBAUユニット・チーフのエリン・ストラウスと付き合っていた。シーズン10では、ロッシを訪ねて来た女性ジョイが、30年前パリで出会い付き合っていたヘイデンとの間に生まれた娘であることを知る。当時ロッシは出世を目指すためにヘイデンと別れ、彼女は妊娠も告げずに密かに出産していた。さらにジョイにも2歳になる息子カイがおり、ロッシは週末に娘家族と過ごすことに。

ジョー・マンテーニャ Joe Mantegna

1947年11月13日、米イリノイ州シカゴ生まれ。映画『週末はマフィアと!』でヴェネチア国際映画祭の男優賞を受賞。その他『ゴッドファーザー PART III』『バグジー』など多数の映画に出演、大人気CGアニメ『カーズ2』では声優としても活躍。娘のジーア・マンテーニャも女優。「クリミナル・マインド」最新スピンオフ「クリミナル・マインド 国際捜査班」にも、ロッシ役でゲスト出演。本シーズン第12話で監督を務めた。

デレク・モーガン/Derek Morgan (声:咲野俊介)

BAUきっての行動派捜査官。重要参考人が隠れていると思われる場所には、拳銃を構えながら先頭を切って突入し、時に銃撃戦が発生してもひるまない度胸の持ち主。しかしプロファイラーとしての見識も豊かで、同僚たちに劣らない。行動も言動も体育会風で、豪快にふるまうことも多い。10歳の頃、目の前で強盗を捕まえようとして殉職した父親の相棒ジェイソンが、9・11における活躍によって栄誉を受けることになり、勲章の授与式でのスピーチを依頼を受けたものの、父への気持ちを未だ言葉にできずに葛藤する。同僚のガルシアとは性別を越えた友情を育み、年中お互いにからかい合う名コンビぶり。少年時代にフットボールのコーチから性的虐待を受けていた過去を持つ。

シェマー・ムーア Shemar Moore

1970年4月20日、米カリフォルニア州オークランド生まれ。モデル業を経て、俳優の道へ進み、マルコム・ウィンタース役に扮したソープオペラ「The Young and the Restless(原題)」ではデイタイム・エミー賞を受賞。TVムービー『スーパー・リッチと結婚する方法』に出演し、TV「ゴッサム・シティ・エンジェル」にはジェシー・リース刑事役でレギュラー出演。音楽番組「ソウル・トレイン」の司会をしたこともある。有色人種を対象にしたイメージ・アワードも7度受賞している。かつて女優のハル・ベリーや歌手のトニ・ブラクストンとの交際を報じられた。新作ドラマ「S.W.A.T.」で主演を務める。

ドクター・スペンサー・リード/Dr. Spencer Reid (声:森久保祥太郎)

IQ187の天才的頭脳を持つ若手捜査官。高校を12歳で卒業し、飛び級で入学した大学では数学、化学、工学、心理学、社会学、哲学という幅広い分野の学問を学んだ。文章を読むスピード、記憶力も常人離れしている。以前犯人に拉致・拷問された記憶から逃れるために麻薬中毒に陥りそうになったことがある。シーズン10第18話では武器密輸事件で張り込みをしていた女捜査官ドリアン・ローカーと、一緒に張り込みを続けながら響き合うものを感じる。

マシュー・グレイ・ギュブラー Matthew Gray Gubler

1980年3月9日、米ネバダ州ラスベガス生まれ。少年時代から映画監督をめざすが、高校では映画の授業がなく、演技を学んだ。ニューヨーク大学の芸術学部で映画製作を学びながら、トミー・ヒルフィガー、マーク・ジェイコブス、ルイ・ヴィトン、バーバリーなどのモデルとしても活動。ウェス・アンダーソン監督の映画『ライフ・アクアティック』でプロ俳優デビューし、映画『RV』にも出演。アニメ映画『アルビン/歌うシマリス3兄弟』の原語版では声優をつとめた。俳優活動のかたわら自主製作映画の監督・制作・脚本もこなし、当シリーズでも複数のエピソードで監督を務めている。2018年公開の 『68キル』では主演を務める。今回のシーズン10では第21話で監督を務めた。

ジェニファー・“JJ”・ジャロウ/Jennifer 'JJ' Jareau (声:園崎未恵)

ルックスはキュートで仕事もデキる女性捜査官。BAUでは当初、連絡調整及び渉外担当として活躍しており、その手腕を買われて、アメリカ国防総省の強い要請を受けて転任。その数年後に、プロファイラーとしてBAUに復活。刑事ラモンテーンとの間にもうけた息子の子育てで悩んでいる。

A・J・クック A.J. Cook

1978年7月22日、カナダのオンタリオ州生まれ。映画『ヴァージン・スーサイズ』『クールボーダー』『デッドコースター』などに出演。ヘイデン・クリステンセンと共演したTV「マウンテン・ウォーズ ホライズン高校物語」ではシェルビー役で、また、TV「トゥルー・コーリング」ではリンジー役で、それぞれレギュラー出演。シーズン4ではJJが臨月を迎えたという形で一時メタ・ゴールディング演じるジョーダン・トッドが広報担当を代行するが、それはクック本人が実際に出産を控えていたためで、2008年9月、夫との間に初めての子供が生まれ、現在は2児の母。長男が本シリーズの中で実際に息子役として出演している(シーズン10では第6話に登場)。

ペネロープ・ガルシア/Penelope Garcia (声:斉藤貴美子)

クワンティコにあるBAUの自室で多数のPCを操り、インターネット、FBI・各地警察など公的機関のデータベースから、捜査に必要な情報を天才的なスピードで収集し、BAUの捜査官たちを支える技術分析官。極めて陽気な性格。両親はヒッピーだったが彼女が18歳の時に交通事故で死亡。その後グレてカリフォルニア工科大を中退して引きこもっていた。暗号学は独自で続けていて、トップクラスのハッカーに。そのためFBIにリクルートされた。今は仕事以外でもボランティアで殺人被害者の遺族のカウンセリングをしている。

カーステン・ヴァングスネス Kirsten Vangsness

1972年7月7日、米カリフォルニア州生まれ。舞台での活動で幾つかの賞を受賞。また文才もあり、ロサンジェルス・タイムズ誌に寄稿したこともある。俳優として生活費を稼げるようになるまでには、代理教員や子供のカウンセラーなど多数の仕事をした。本作のスピンオフである「クリミナル・マインド 特命捜査班レッドセル」にも同役で出演。2015年11月、俳優・脚本家のキース・ハンソンと婚約。

ケイト・キャラハン/Kate Callahan (声:小松由佳)

大学教員の道を選んで去っていったブレイクの後任として、アンディ・スワンのチームからやってきた、新しいBAUチームメンバー。FBI入局8年目。性犯罪課より異動、これまでおとり捜査で結果を出してきた。9・11でペンタゴンにいた姉夫妻を失ってからは姉の家に引っ越し、恋人クリスの協力のもと、姪のメグの面倒を見ている。規則から外れるような行動はしないが、犯人に対して頭に来ると、手荒なマネをすることも。

ジェニファー・ラブ・ヒューイット Jennifer Love Hewitt

1979年2月21日、米テキサス州生まれ。1997年、映画『ラストサマー』で人気が急騰、その後『待ちきれなくて…』、『オードリー・ヘプバーン物語』、『ハートブレイカー』、『タキシード』等、多数の映画に出演。テレビドラマでは「ゴースト~天国からのささやき」で主演を務めた。俳優の傍ら歌手としても活動しており、自身のアルバムもリリースしている。2013年俳優のブライアン・ハリセイと結婚、現在は2児の母。