ストーリー
BAUを去ったプレンティスの後任として、アレックス・ブレイクが着任してくる。24歳でFBIにスカウトされた秀才で、リードと同じく博士号を持ち大学教授でもあるブレイクだったが、過去に炭疽菌事件の誤認逮捕で矢面に立たされ、出世コースから失脚。やっとの思いでBAUに加わったらしい。
そんな中、BAUチームは新たな事件の捜査に乗り出す。刑務所で発作を起こした受刑者を搬送中の救急車が事故を起こし、運転手と救命士が死亡、受刑者は刑務官を殺して逃走した。殺された刑務官の口が糸で縫い付けられていたことから、彼が8年前の未解決連続殺人事件の犯人「サイレンサー」であることが判明する。2004年に女性を3人殺したあと、サイレンサーの犯行は途絶えていたが、実は交通違反で逮捕されて黙秘を通し続けていたのだった。本名も身元も未だに分からない。しかも殺された刑務官の口の中には、「向こう側から見る」という意味不明の言葉が記された紙片が入っていた……。