2013年秋、ヒットドラマを渇望していた米TVネットワーク界に一つの期待の星が生まれた。全米ネットワークNBCにて放送スタートし、新作ドラマ“ナンバーワン”の視聴率を獲得した「ブラックリスト」だ。全米テレビ界において、過去には時代を代表するヒット作を生み出したネットワーク局も、最近では製作に余裕があり、過激な描写も許されるケーブル局に後塵を拝していた。そんな中、ネットワーク局から久々に生み出された会心のヒット作が「ブラックリスト」。シーズン1でエミー賞スタントコーディネート部門を受賞したハードなアクションと緊迫した心理戦を織り込み、若者だけでなく大人の心をも掴む本格派の超大型アクション・サスペンスである。
“ブラックリスト”とは、主人公の「犯罪コンシェルジュ」ことレイモンド・レディントン(通称レッド)が、過去の犯罪に協力している世界中の凶悪犯罪者達のリストのこと。レッド自身も最重要指名手配犯の一人でありながら、大胆不敵にもFBI本部に出頭し、その犯罪者達の逮捕に協力すると持ちかける。
凶悪な犯罪者としての凄みとインテリジェンスを兼ね備えたレッドを演じるのが、今や稀代の超個性派俳優と絶賛される、ジェームズ・スペイダー。シリアスからコメディまで演じ分け、そこに独特の個性を残すスペイダーは映画、TVシリーズそれぞれに代表作を持ち、これまでエミー賞を3度受賞。また本作レッド役で、2015年1月11日(現地時間)に授賞式の行われる第72回ゴールデングローブ賞において、テレビシリーズ・ドラマ部門の主演男優賞に2年連続でノミネートされている。憎むべきだが愛さずにはいられない、視聴者にとって最高にチャーミングな悪い奴、それがスペイダーの演じるレッドなのだ。
全米ではシーズン2が2014年9月22日より放送スタート。シーズン2第1話では、ライブ視聴で同日同時間帯のトップとなる1,234万人という高い視聴者数を獲得! DVR(デジタルビデオレコーダー)での録画視聴を含めた合計3日間の数字では、1,740万人を獲得した。この数字は、2013年9月のシーズン1第1話における、合計3日間の視聴者数1,690万人を上回る好発進。また全米地上波の成人18歳~49歳層の視聴率においても、同日に放送された「SCORPION(CBS)」、「GOTHAM(FOX)」、「FOREVER(ABC)」などの他局の大作ドラマを凌ぎ、No.1を記録!さらに、NBCでの放送開始前に、米映像ストリーミング配信サービス大手のネットフリックスが、本作のオンラインでの放映権を破格の値段で購入したことも全米では大きな話題を呼んだ。
注)初回放送当時の情報となります