ストーリー
世界中の犯罪者たちと裏取引をし、犯罪コンシェルジュと呼ばれる最重要指名手配犯レイモンド・“レッド”・レディントン。彼はFBI捜査官エリザベス・“リズ”・キーンを指名し、自分の持つ“ブラックリスト”からの情報提供を申し出る。エリザベスは面識の無いレディントンから指名されたことに戸惑うが、紆余曲折を経て、レディントンはエリザベスの実父だったことがわかる。
エリザベスを守るがためにレディントンと決裂して自殺したミスター・キャプランの策略によって、レディントンはこれまで築き上げた犯罪者ネットワークと財産を全て喪失。盗んだ車を売った金で安モーテルの滞在費に充てるまでになっていた。エリザベスは、クーパーからの命を受けて次なるブラックリスターの名前を聞き出すためにレディントンを訪ねるが、保釈金立替業者、モーリスのところに連れて行くよう頼まれる。保釈中に逃亡したお尋ね者を捕まえて賞金稼ぎをすると言うレディントンに呆れるエリザベス。モーリスから聞き出したのは、カーニバル業者から200万ドル以上の金を横領したジョー・“スモーキー”・パットナムという男だった。パットナムを首尾よく捕まえたレディントンとエリザベスだったが、スキンヘッドの集団に襲われる。その集団は麻薬カルテルのマネーロンダリングにカーニバル業者を利用していたが、その金をパットナムに横領されたためにパットナムを追っていたのだった。
そんな中、キャプランはエリザベスの夫トムに古びた人骨が収められたスーツケースを遺していた。レディントンは、スーツケースがトムの手に渡った事を知らずに必死でそのスーツケースの行方を探す。トムは、エリザベスにはその存在さえ知らせずに、キャプランから託された人骨の謎を独自に解こうとする……。