ブラックリストシーズン4

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真実が遂に明らかに!? 犯罪者レイモンド・“レッド”・レディントンがエリザベス・キーンを選んだ理由とは?
エミー賞受賞のジェームズ・スペイダー主演!話題のアクション・サスペンス超大作 シーズン4を独占日本初放送!

作品解説

2013年秋、全米ネットワークNBCにて放送スタートし、新作ドラマ“ナンバーワン※”の視聴率を獲得、NBCから久々に生み出された会心のヒット作として人気を博している最新ドラマ「ブラックリスト」。シーズン1でエミー賞スタントコーディネート部門を受賞したハードなアクションと緊迫した心理戦を織り込み、若者だけでなく大人の心をもつかむ本格派の超大型アクション・サスペンスである。

“ブラックリスト”とは、主人公の“犯罪コンシェルジュ”ことレイモンド・“レッド”・レディントンが、これまで関わってきた世界中の凶悪犯罪者たちのリストのこと。レディントン自身も最重要指名手配犯の1人でありながら、大胆不敵にもFBI本部に出頭し、その犯罪者たちの逮捕に協力すると持ちかける。

凶悪な犯罪者としての凄みとインテリジェンスを兼ね備えたレディントンを演じるのは、今や稀代の超個性派俳優と絶賛されるジェームズ・スペイダー。映画『セックスと嘘とビデオテープ』、TV「ボストン・リーガル」などで知られる彼は、シリアスからコメディまで演じ分け、これまでエミー賞を3度受賞。また本作レディントン役では、ゴールデングローブ賞において、ドラマ・シリーズ部門の主演男優賞に2年連続でノミネートされている。シーズン3からは本作の製作総指揮の1人としても名を連ねている。全米ではシーズン4が2016年9月22日よりスタートし、スピンオフ・シリーズ「The Blacklist: Redemption(原題)」の放送も2017年に控え、本国アメリカをはじめ世界各国で話題沸騰中の最新ヒットシリーズだ。

今回独占日本初放送となるシーズン4では、エリザベス・キーンの父親であることを名乗り、彼女とその娘アグネスを誘拐した謎の人物アレグザンダー・カークからエリザベスたちを取り戻そうと、レディントンとFBIがダイナミックな救出劇を展開。そのエリザベスは、疑いながらもアレグザンダー・カークと過ごすことで、少しずつ過去の記憶を思い出していく。しかし、これまで生死を共にしてきたレディントンが自分の父親ではないのか、と考えていた彼女は、真実を知るため自分の出生にまつわる過去を追い始める。彼女の父親は本当は誰なのか。アレグザンダー・カークが父親であるならば、なぜ、レディントンはエリザベスを見守り続けてきたのか。彼女の存在は一体何なのか。スケールの大きいアクション・シーンや個性的な悪役たちだけでなく、登場人物たちの人間関係をめぐる緊迫感溢れるドラマも見逃せない。

注)初回放送当時の情報となります
※米ニールセン調査:2013/9/23~12/1 2013年秋放送 新作ドラマ全個人視聴率 第1位

シーズン4 見どころ

レディントンかアレグザンダー・カークか? 父親の正体がついに明らかに!?

これまで、エリザベスの父親に関してレディントンが語ってきたことは、外国の情報収集が仕事であり、KGB局員カタリーナ・ロストヴァの夫で、火事の夜に亡くなったということだった。やがてエリザベスは、火事の夜、当時4歳の自分が父親に銃口を向け発砲したことを思い出す。一方、レディントンに雇われていた潜入工作員でエリザベスの夫トム・キーンは、彼女に父親は「生きている」と告げる。レディントンがもしかしたら父親かもしれないと疑いつつ、エリザベスは自分の過去、そして母親のことを探り始めるのだった。
そんな中、エリザベスに「自分こそおまえの父親だ」と告げるアレグザンダー・カークが登場。国際的犯罪者で敵とみなしていた男による衝撃の告白にエリザベスは大きなショックを受けるが、カークは本当にエリザベスの父親なのか?レディントンは、カークとエリザベス、そしてエリザベスの母親だとされるカタリーナ・ロストヴァとはどういう関係にあった人物なのか?これまで、レディントンはエリザベスの父親ではないかという疑問が何度となく浮上してきたが、シーズン4ではエリザベスの父親をめぐる謎がついに解き明かされる……!?

マーシャ・ロストヴァ。エリザベス・キーン。彼女の正体とは?

カタリーナ・ロストヴァがモスクワで生んだ娘“マーシャ・ロストヴァ”の存在はほとんど知られていなかったのだが、“結社”がその名前を公にしたことで、エリザベスは何者かに執拗に追われることになる。その正体はエリザベスの父親だと名乗るアレグザンダー・カークだった。レディントンはなぜ、エリザベスを“父親”から守ろうとするのか。レディントンがいまだ語らない真実が存在するのであれば、エリザベスは一体何者なのか。
自分の意に反してアレグザンダー・カークによって連れ去られたエリザベスではあるが、カークと接することによって子供時代の記憶が蘇り、エリザベスは謎の存在である母親のことも思い出していく。ありとあらゆる手段を尽くしてまで自分とアグネスを傍におこうとするカーク。自分の父親がカークであるならば、父親でもないレディントンがカーク以上に自分を守ることにこだわるのはどうしてなのか?カークとレディントンをそこまで固執させる自分の存在とは一体何なのか。「ブラックリスト」のファンたちは、エリザベスと共に彼女の秘められた正体に迫ることになるのである。

新たな局面を迎えるレディントンとエリザベスの関係

FBI勤務初日に犯罪者レディントンに指名されて以来、人生が激変したエリザベス。そんな彼女にレディントンは、「理由は父親だ」とだけ伝え、時に父親のように接し、自分の身を顧みず助けてきた。火事の夜、当時4歳のエリザベスを親友であるサムに託し、潜入工作員トム・キーンを雇ってエリザベスを監視させ、その行動を見守ってきた。すべてはエリザベスを守るための行動だと断言するレディントンだが、彼女の父親でないのであれば、エリザベスを守る理由は一体何なのか?
一方、犯罪とは無縁の安全な世界で娘アグネスを育てたいと願うエリザベスは、レディントンの手の及ばないところに逃げようとする。さらに父親だと名乗るアレグザンダー・カークからは、レディントンこそが父娘の仲を引き裂いた張本人だと聞かされる。度重なる危機を共に乗り越えていくうちに信頼関係と絆が芽生え、一時はレディントンが自分の父親ではないかと考えていたエリザベスだったが、アレグザンダー・カークの登場により、エリザベスは自分の過去と向き合い、真実をつかむことを心に決める。
レディントンは、これまでと同じようにエリザベスを守ろうとはするものの、彼女が死を偽装してまで自分から逃れようとしたことは重く受け止めているようで……。2人の関係は新たな局面を迎えることになる。

チーム・レッド崩壊の危機!?

優れたドラマには、カリスマ性のある主役と共に忘れられない印象を残す個性的な脇役が欠かせないが、「ブラックリスト」も例外ではない。そんな脇役の1人がミスター・キャプランことケイト・キャプラン。デンベと共にレディントンの片腕的存在で、レディントンにとって都合が悪い犯罪現場の痕跡を完全に消滅させる“掃除屋”の役目を果たすのが常のキャプランだが、レディントンとの付き合いは一番長く、エリザベスの過去にも関わってきたことが示唆されている。おそらくレディントンが最も信頼を寄せていたキャプランが、エリザベスのためを思ってのことだったとはいえ、レディントンを騙してエリザベスの死の偽装工作に助力する。そんなキャプランをレディントンは果たして許すことができるのか?「ブラックリスト」のクリエイター、ジョン・ボーケンキャンプは、キャプランの運命について以下のようにコメントしている。「レッドの眼にはキャプランは自分を裏切ったとしか映らない。彼が裏切り者に対してどのような行動を取るかということについては、過去の例を見ればわかるから、キャプランにとっては良い方向には進まない。レッドとキャプランの関係は非常に難しい状況を迎えることになるんだ。」

気持ちが揺れるFBIのメンバーたち

エリザベスが娘アグネスを無事出産しながらも、出産直後に死んだというニュースが報じられた際は、エリザベスが様々な事件を共に解決してきた仲間であるFBIのメンバーたち、クーパー、レスラー、アラム、ナヴァービはエリザベスの死を深く悲しんだ。それだけに、エリザベスの死はレディントンから離れるための偽装工作で実は生きているというニュースを聞いた時は、嬉しさと憤りが混じった複雑な気持ちにならざるをえない。中でもナヴァービはエリザベスに欺かれたことが許せず、誘拐されたエリザベスたちを救助するためにキューバに急行するよう指示するクーパーの命令を拒否。やむなくレスラーが単独でキューバに向かうことになる。ナヴァービ同様、エリザベスの行為で傷つけられたと感じたアラムはナヴァービの態度を軟化させようと試みるが、ナヴァービは頑なにエリザベスへの助力を拒む。それまで、レディントンの協力のもと、数々の国際的な犯罪者たちを追跡、逮捕してきたFBIチームだったが、エリザベスの偽りの死から生まれたわだかまりはやがて消えていくのか。しばらくの間は見るものをヤキモキさせそうである。

人気シリーズの証拠! スピンオフ・シリーズ制作決定!

2016年4月、人気のキャラクター、トム・キーンを主人公にしたスピンオフ・シリーズの制作が決まり、そのパイロット版としてシーズン3第22話「アレグザンダー・カーク(前編)」がオンエアされた。
スコティーことスーザン・ハーグレイヴ(ファムケ・ヤンセン)率いる“ハルシオン・イージス”は表向きは警備会社だが、傭兵や犯罪者、凄腕の工作員に最新鋭のテクノロジーをそろえ、政府機関が表立って動けない案件など、どんな仕事も金額次第で請け負う特殊部隊。“結社”と決別したソロモンを雇い、エリザベス誘拐を計画したのも、アレグザンダー・カークから依頼を受けた“ハルシオン”だった。レディントンは、アレグザンダー・カークの居場所を探るため、スコティーと手を組み、トム・キーンは“ハルシオン”のメンバーと共にある計画に参加することになる。
このエピソードの評判は期待通りのもので、NBCはスピンオフ・シリーズの製作を正式決定。2017年に全米での放送が控えている「The Blacklist: Redemption(原題)」にはトム・キーン役ライアン・エッゴールドと、スコティー役ファムケ・ヤンセン(『X-MEN』シリーズ)に加え、ソロモン役のエディ・ガテギ(『トワイライト』『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』)、タウニー・サイプレス(「HEROES/ヒーローズ」)らの出演が決まっている。レディントンとエリザベスの“父親問題”と同じように、「The Blacklist: Redemption(原題)」では、孤児として育ったトム・キーンと、彼の母親であるらしいスコティーの“母親問題”も絡めて描かれていくという。「ブラックリスト」とも密接に関わっていくことになるだろう、「The Blacklist: Redemption(原題)」のヒットも間違いなしだ。

ストーリー

世界中の犯罪者たちと裏取引をし、犯罪コンシェルジュと呼ばれる最重要指名手配犯レイモンド・“レッド”・レディントン。彼はFBI捜査官エリザベス・“リズ”・キーンを指名し、自分の持つ“ブラックリスト”からの情報提供を申し出る。レディントンはエリザベスの過去を知る人物で、彼女を指名したのにはある理由があるようだ。

やがて2人は各国政府の要人と大企業幹部で構成される裏組織“結社”の陰謀を暴くことに成功。“結社”の存在を明かす情報ファイル“フルクラム”はエリザベスが子どもの時に持っていたぬいぐるみの中に隠されていたのだ。

そんな中、エリザベスはトムとの子を身ごもり、娘アグネスを出産。娘を危険な世界から守ろうと、ミスター・キャプランの助けを借りて自分の死を偽装、レディントンからの逃走をはかる。しかし、エリザベス母娘は、父親だと名乗るアレグザンダー・カークにより誘拐されてしまう。レディントンはエリザベスを取り戻すべく、キューバへ向かうのだが……。

各話あらすじ

放送時間

特集

キャスト

レイモンド・“レッド”・レディントン/Raymond "Red" Reddington(声:大塚芳忠)

将来を嘱望される優秀な米軍士官候補だったが、家族を残したまま失踪。間もなく国際犯罪の舞台で国家機密情報の売買を開始、犯罪者たちの仲介を務めるブローカーとして暗躍。“犯罪コンシェルジュ”として20年もの間、FBIの最重要指名手配犯の1人であったが、突然FBIに出頭し、新米捜査官エリザベス・キーンとのみ話すという条件で凶悪犯やテロリストの捜査に協力すると持ちかける。ずば抜けた才能の持ち主で、過去は謎に包まれている。エリザベスが危機に陥ると、自らの命を危険にさらしてまで彼女を守ろうとするのだが、彼女に決して語ろうとしない真実とは一体……!?

ジェームズ・スペイダー James Spader

1960年2月7日、米マサチューセッツ州ボストン生まれ。代表作は、カンヌ国際映画祭で最優秀主演男優賞を受賞した『セックスと嘘とビデオテープ』、『クラッシュ』、『セクレタリー』など。その他の出演作に『ぼくの美しい人だから』、『2 days トゥー・デイズ』、『ウルフ』、『レス・ザン・ゼロ』など。TV「ザ・プラクティス」と「ボストン・リーガル」の演技でエミー賞を3回受賞。これにより、彼は同じキャラクターを違うドラマ・シリーズで演じ、両方でエミー賞を受賞した唯一の俳優となった。2015年公開『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』ではウルトロン役で出演。

エリザベス・“リズ”・キーン/Elizabeth “Liz” Keen (声:甲斐田裕子)

困難な局面に遭遇しても冷静かつ勇敢に使命を果たす、強靭な意志と天性の勘を持ち合わせる有能な捜査官。訓練所を卒業してFBIに初出勤するという日にレディントンを尋問する大役に指命される。レディントンが自分を指名した本当の理由を探りつつ、“ブラックリスト”の犯罪者たちの逮捕に尽力。しかし、“結社”の陰謀に巻き込まれ捜査官の資格を失い、現在はコンサルタントとしてFBIに勤務。正体を偽っていた夫トムとは決別していたが、よりを戻し娘アグネスを出産。娘のためにレディントンの影響が及ばない平和な生活を望み、トムと共に逃亡を図るが、父親だと名乗るアレグザンダー・カークが現れ……。4歳で養父サムにひき取られるまでの記憶がほとんどないため、その出自は謎に包まれている。レディントン曰く、母親はロシア出身のカタリーナ・ロストヴァであり、マーシャ・ロストヴァとしてモスクワで生まれたという。4歳の時の火事の夜に父親は死んだとされているのだが……。

メーガン・ブーン Megan Boone

1983年4月29日、米ミシガン州生まれ。フロリダで演劇を学んだ後、「コールドケース」などのTVドラマへのゲスト出演を経て、『ブラッディ・バレンタイン』で映画デビュー。その他の出演作に『セックス・アンド・ザ・シティ2』などがある。TVシリーズでは、「LAW & ORDER: LA」で地方検事補ローレン・スタントン役を演じた。2016年4月、アーティストである婚約者との間に第一子となる女児を出産。

ドナルド・レスラー/Donald Ressler (声:宮内敦士)

熱血漢かつ身体能力にも優れるFBI捜査官。以前よりレディントンが関係した事件を担当しており、新人ながら大役を任されたエリザベスを支える良き先輩として徐々に信頼関係を築いてきた。法を重んじ、犯罪者であるレディントンやトム・キーンとは距離を保ってきたところがあるが、大統領付きの国家保障アドバイザー、ヒッチンが“結社”のメンバーであることを知り、以来、仲間であるエリザベスたちへの協力は躊躇しない。警官だった父親は殉職している。

ディエゴ・クラテンホフ Diego Klattenhoff

1979年、カナダ生まれ。映画『ミーン・ガールズ』のシェーン・オマーン役で注目を集める。TVシリーズでは「HOMELAND」にマイク・フェーバー役として出演したほか、「ER 緊急救命室」、「24」、「ヤング・スーパーマン」、「スーパーナチュラル」、「フォーリング スカイズ」などにゲスト出演。その後、ギレルモ・デル・トロ監督の映画『パシフィック・リム』に出演。最近の出演作は2017年公開予定のSFスリラー映画『Radius』。

トム・キーン/Tom Keen (声:荻野晴朗)

エリザベスの元夫。小学校教師でエリザベスの最大の理解者という“良き夫”を演じていたが、エリザベスを監視するために雇われていた有能な潜入工作員だった。しかし、エリザベスに対する愛情は本物であると主張、度々彼女が直面する窮地を救いに現れ、復縁。長女アグネスが誕生する。レディントンの手の届かないところでアグネスを育てるべく、エリザベスの死を偽装して密かにキューバに逃避行を計画したのだが……。本名ジェイコブ・フェルプス。

ライアン・エッゴールド Ryan Eggold

1984年8月10日、米カリフォルニア州生まれ。TVシリーズ「新ビバリーヒルズ青春白書」のライアン役でおなじみ。主な出演作は『ラブストーリーズ エリナーの愛情』、『パパが遺した物語』、その他TVシリーズには、「Dirt」や「アントラージュ★オレたちのハリウッド」にも出演。音楽や演劇の愛好家で、ミュージシャン、歌手、監督、戯曲家としても活躍している。2017年、米NBCにて放送開始となる本作のスピンオフ・シリーズ「The Blacklist: Redemption(原題)」では主演を務める。

ハロルド・クーパー/Harold Cooper (声:山野井仁)

FBI テロリズム対策本部の本部長。レディントンが不利な状況に陥るたび、FBI上層部からかけられる圧力に不審を抱いていたが、司法長官となった旧友トム・コノリーに裏切られ、自らもその陰謀に巻き込まれてしまう。犯罪者ではあるものの、レディントンとはお互いに信頼をおける協力関係を築いている。“結社”の罠にはめられたエリザベスの逃走を手助けすることになり、現職から一時解任されたことも。部下からの信頼は厚く、エリザベスからも深く慕われている人物。エリザベスが誘拐されたことを知ると、躊躇わずに救いの手を差し伸べる。

ハリー・レニックス Harry Lennix

1964年11月16日、米イリノイ州シカゴ生まれ。映画『Ray/レイ』や、『マトリックス リローデッド』、『マトリックス レボリューションズ』、『マン・オブ・スティール』、『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』などに出演。TVシリーズでは「ER 緊急救命室」、「ドールハウス」、「24」、「LAW & ORDER: LA」に出演。

デンベ/Dembe (声:竹田雅則)

レディントンの忠実なボディーガード。レディントンが唯一心情を吐露できる相手でもある。普段は無口だが、4言語を流暢に操り、他にも6言語に精通。レディントンの腹心として、その命令には必ず従うが、レディントンに唯一意見する人物でもある。アフリカのシエラ・レオネ村の出身。カルテルに家族を殺害され、人身売買組織に売り飛ばされた過去あり。私生活は謎に包まれているが、娘と孫娘がいる。

ヒシャム・タウフィーク Hisham Tawfiq

米ニューヨーク州ハーレム生まれ。生粋のニューヨーカー。95年からはシンシン刑務所に刑務官として勤務する一方、ニューヨークの消防士として働いていたことも。舞台出演を経て、TVシリーズ「The Kings(原題)」に出演。TV「30 ROCK」、コリン・ファレル主演『デッドマン・ダウン』などにも出演している。

アラム・モジタバイ/Aram Mojtabai (声:志賀麻登佳)

クーパーの捜査チームのITスペシャリスト。米国防総省の諜報機関である、国家安全保障局で14年間務め上げた経験をクーパーに認められ、チームに抜擢された。その能力はレディントンも一目置くほどで、チームメンバーからの信頼も厚い。“結社”の陰謀で容疑をかけられた時もエリザベスの無実を疑わず、窮地に陥ったエリザベスとレディントンを頼もしくサポートしてきた。心優しく誠実な性格がゆえ、エリザベスが生きていたことを知ると喜び半面、やはり複雑な気持ちのようで……。

アミール・アリソン Amir Arison

1978年3月24日、米ミズーリ州セントルイス生まれ。舞台、映画、テレビ、WEBシリーズなど多岐にわたって活動しており、「LAW & ORDER: 性犯罪特捜班」、「ゴシップガール」、「HOMELAND」などゲスト出演作多数。「GIRLS/ガールズ」ケビン役(シーズン3)、そして本作のアラム役で注目を集めている。

サマル・ナヴァービ/Samar Navabi (声:浅野まゆみ)

イラン出身のイスラエル諜報特務庁「モサド」の諜報員。ワルシャワで捜査中に襲われたエリザベスらを助け、その後クーパーの捜査チームに加入。尋問のプロで、身体能力はレスラー捜査官と互角という、辣腕エージェント。レディントンとは個人的な繋がりがあるらしい。死んだとされたエリザベスが生きていたことに、戸惑いよりも怒りを感じており……。

モズハン・マーノ Mozhan Marnò

米カリフォルニア州ロサンゼルス生まれ。コロンビア大学、イェール大学を経て俳優として活動を開始。一人芝居で注目を集める一方、戯曲家としても作品を発表。実話に基づいた映画『ソラヤ・Mへの投石』の他、「ハウス・オブ・カード 野望の階段」、「メンタリスト」、「BONES」など数多くのTVシリーズに出演している。