ストーリー
ロサンゼルス、サウスセントラル地区で不審な行動を取っている集団がいるという通報を受けて出向いたロサンゼルス市警察の警官たちが、いきなり狙撃される。武装した複数の容疑者がいるということで、特殊武装戦術部隊「S.W.A.T.」が出動。リーダーのバックの指示で、ホンドーら隊員たちは容疑者を仕留めるが、容疑者追跡の混乱の中、バックは誤って事件とは無関係な黒人の高校生を撃ってしまう。
警察署長ヒックスは、負傷した少年の命を救ったことに加え、サウスセントラル出身で地域の住民たちとも良好な関係を保っているホンドーをバックの後任に指名。年功序列ではチームメイトのディーコンの方が適任者だと考えるホンドーは、ヒックスの人事は黒人住民の怒りを鎮めるためで自分はマスコット代わりだと、密かに恋人関係にある警部のコルテスに不満をぶつける。納得できない人事に巻き込まれたうえ、ロングビーチ市警察から移籍してきたストリートという新米の面倒まで見る羽目になったホンドーだが、やむなくヒックスの命に従い、ディーコン、ルカ、クリス、タン、そしてストリートのチーム・メンバーたちを率いて、群衆整理のためサウスセントラル地区住民の抗議集会に出向く。
警察官としての立場と地元民としての立場の板挟みになった複雑な気持ちでいたのもつかの間、ホンドーの目の前でいきなり、集会に参加していた白人住民と白人警官が狙撃される。黒人対白人の人種闘争の様相を呈してきた中、ホンドーは聞き込みと通報によって、狙撃犯たちは人種闘争を引き起こすことによって秩序をひっくり返すことを狙う反体制組織だということを突き止めるが……。