S.W.A.T.シーズン5

ニュース

イントロダクション

ついにシリーズ通算100話到達!!
チームリーダーを下ろされてしまったホンドーの運命は?! そして、ストリートとクリスの恋の行方は?!
今シーズンも目が離せない!! 「クリミナル・マインド」シェマー・ムーア主演、全米大人気アクションドラマシリーズのシーズン5を独占日本初放送!!

シーズン5 見どころ

シリーズ通算100話達成とシーズン6更新決定!

本国アメリカでシーズン5第16話「ディープフェイク」が放送されたのが2022年4月10日のこと。このエピソードは「S.W.A.T.」通算100話目という、記念すべきエピソードとなった。1975年に放送された元祖「特別狙撃隊S.W.A.T.」が2シーズン全37話で終了したことを考えると、この通算100話突破は素晴らしきマイルストーンである。
配信サービスの隆盛で視聴者の地上波放送離れが続く中、そして、1話完結型の警察ものが数多く存在する中、「S.W.A.T.」が他のシリーズと一線を画す要素は何なのか? 主役のシェマー・ムーアが「S.W.A.T.」の成功と人気、通算100話達成の喜びについて、こう語っている。「タフガイやスーパー警察官が悪者を退治するストーリーは、世界中で人々の共感を得られる。それに加えて僕たちのシリーズが世界中で人気を博しているのは、何と言っても楽しいシリーズだからだ。血みどろでもないし、ダークでもない。とにかく楽しいんだ。映画館に行って『ワイルド・スピード』や『ジェイソン・ボーン』、『007』シリーズを見る感覚に似ている。僕たちはスーパー警察官に扮してカーチェイスやヘリコプター・チェイス、クールなファイトシーン、カッコいいことをして悪者を退治するんだ。そして、登場人物がダイバーシティーに富んでいることもポイントだ。黒人の僕が主役であるだけでなくアジア系、ラテン系のキャラクターもいる。シリーズの中で僕らはファミリーで、それが画面を通して伝わってくるんだよ。」
また、シェマー・ムーアは、シリーズが社会で起きていることと常に関連性を保っていることにも大きな誇りを持っている。「本作は時事問題も扱う。地に足がついたシリーズであり続けることは主役として、プロデューサーとして自分に大切なことなんだ。アイディアを提供する時はいつも、世の中で起きていることに切り込むべきだと言っているよ。楽しさとスリル満点のストーリーであるだけでなく、思いやりや人間性を含んでいる点も気に入っているんだ。」
そんな「S.W.A.T.」は通算100話目と同時期に、もう2つの嬉しいニュースも祝った。それは、シーズン6の更新とシェマー・ムーアの誕生日だ。いつも通りシェマー・ムーアは、ファン達に向けてツイッターでいち早くシーズン6の更新を報告。そのしばらく後に52歳の誕生日を迎えたシェマー・ムーアは、「S.W.A.T.」の公式ツイッターアカウントに多くのファンから祝福を受けた。その公式ツイッターアカウントには、「またメキシコに逃げたりしないでね。」というお願い付きのメッセージが送られたのも微笑ましい。

「S.W.A.T.」チームメンバーたちが監督にも初挑戦!

シーズン5では、チームメンバーのうちの2人が監督に初挑戦している。第8話の「善意のシェルター」を監督したのがストリート役のアレックス・ラッセル、第15話の「ドナー」を監督したのがクリス役のリナ・エスコだ。2人とも節目となるエピソードで監督を任されており、アレックス・ラッセルは本国アメリカでの放送が年末年始のブレイクに入る前のフィナーレ・エピソードで、リナ・エスコはシリーズ通算99話目のエピソードで監督を務めた。シーズン5での恋の行方が気になる2人を演じるアレックス・ラッセルとリナ・エスコが、それぞれ監督に抜擢されたのも面白い。
これまで短編映画の監督を務めたことはあるものの、メジャーなテレビシリーズでの監督は初となったアレックス・ラッセル。不法滞在の女性が乱暴に拉致され、彼女を助けるためにチームが思いも寄らないタッグを組むというストーリーで、アクション満載で感情的で激しいエピソードだ。見事、監督業を務め上げたアレックス・ラッセルは、「このエピソードを監督したことで夢が叶った。夢がね! この試みで僕を支え、信頼してくれたS.W.A.T.ファミリーに大きな感謝を送りたい。この素晴らしい経験は絶対に忘れない……、絶対に。乾杯! 」とインスタに投稿。多くのファンから歓声を受けた。
一方のリナ・エスコは、病院のスタッフが銃を持った男に狙われ、チームが息子の腎臓移植を断られて打ちひしがれている父親を一刻も早く探し出すというストーリーを監督。このエピソードでは、ホンドーが、ロスで隠れ家が激増している裏に犯罪者の存在があるはずという彼のセオリーを証明するために、証拠探しをするストーリーも含まれている。監督業と通算100話突破の両方を立て続けに経験したリナ・エスコは、「信じられない気持ち。まさか100話に到達するなんて今まで考えたこともなかった。この5年間はあっという間だった。私が監督したエピソードが99話目で、それが終わった途端に100話目の撮影が始まって、監督業がとても楽しくてすでに感激していたから、感情が追いつかなかった。今の私たち、そして、ここまで来れたことに本当に感激している。すべてがとても美しいこと。」と振り返っている。

ストーリー

ロス市警の人種差別問題を暴露したことの余波を受け、ホンドーはメキシコの農村地帯にある友人宅に引きこもり、自分の人生とキャリアの将来を見直しながら、失意の日々を過ごしていた。

乗馬中に、若い男に殴られた地元の老人を助けたことから、その老人が働くレイエス農場の娘デルフィナと知り合ったホンドー。友人宅に戻ったホンドーは、管理人のパロマから、レイエス農場の当主ミゲルが最近仕事中の事故で死亡し、デルフィナとその母イサベルは、ヨーロッパから来た投資家アーサー・ノヴァクとその息子AJから、半ば強引に農場を売るよう迫られていることを知る。その後、ホンドーの元に地元の警官チャロが現れ、英雄気取りはやめておけと忠告。イサベルから食事に招かれたホンドーは、AJがイサベルたちを追い込むために、農場の雇い人を脅して辞めるように仕向けていることを聞かされる。また、元雇い人のガブリエルはデルフィナと交際していたが、今はAJの手下になっていた。

自分を見つめ直すためにメキシコに来ていたホンドーは、最初はこの騒動に巻き込まれることを拒むが、次第にデルフィナとイサベルの正義への戦いに引き込まれていく。

各話あらすじ

放送時間

特集

キャスト

ダニエル・“ホンドー”・ハレルソン/Daniel "Hondo" Harrelson (声:咲野俊介)

前チームリーダー、バックの後任者に抜擢されS.W.A.T.チームの指揮を執ることに。サウスロサンゼルスの貧しい地域で生まれ育ち、今でも住民たちとの繋がりを大切にし信頼されている。地元民は警官へ不審感を抱いているため、自身が“リーダー”という立場となることに葛藤があるが、いつも冷静沈着でその素質は高い。少年院から出たダリルの里親として母シャリースと共にダリルを引き受けることを決意。さらに、ガンを患っている父ダニエルも同じ屋根の下にやってくる。ダニエルは昔、他の女性と恋に落ちてシャリースを捨てたのだった。そんな両親の暗い過去を見てきているホンドーは、恋人ニシェルとの関係にも一苦労。ロス市警の人種差別問題を暴露したことの余波を受けてチームリーダーから下ろされてしまったホンドーは、失意の中、メキシコの農村地帯にやってくる。

シェマー・ムーア Shemar Moore

1970年4月20日、米カリフォルニア州生まれ。数学教師の母親と一緒にデンマークとバーレーンで育つ。7歳でアメリカに帰国。サンタクララ大学でコミュニケーション学と演劇芸術学を専攻する。在学中はモデルのバイトをして生活費を稼いだ。1995年にシットコム「Living Single(原題)」で俳優デビュー。2005年から11シーズンにわたって出演した「クリミナル・マインド」のデレク・モーガン役で人気テレビ・スターの座を不動のものにしたが惜しまれつつ降板、その後本作への出演が決まる。2018年からは『デス・オブ・スーパーマン』、『レイン・オブ・ザ・スーパーメン』、『The Death and Return of Superman(原題)』、『ジャスティス・リーグ:ダーク アポコリプス・ウォー』でサイボーグの声を担当している他、『ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ』ではランドールの声を担当。

ジム・ストリート/Jim Street (声:相葉裕樹)

ロングビーチ市警察から転属してきた。幼少よりストリートを知り才能を見込んだバックが、ヒックスに頼んでチームに引き入れた。向こう見ずで1人突っ走ってしまうところをホンドーに指摘されることが多々あるが、警官としての素質は非常に高い。暴力の絶えない父親を殺害した母カレンは服役中で、ストリート自身は里親のもとを転々として育った過去を持つ。シーズン1では、ホンドーよりS.W.A.T.から外すと告げられ、チームを去ったのだが、シーズン2で見事チームの信頼を勝ち取って復帰。シーズン3でも再び家族がらみのトラブルでチームを去ったかと思いきや、それはおとり捜査の一環だった。クリスとはソウルメイトで、男女として付かず離れずの関係を保ってきたが、ストリートが母親のために肝臓提供手術をしようとして、関係が少し進展する。

アレックス・ラッセル Alex Russell

1987年12月11日、オーストラリア・ブリスベン生まれ。父が外科医で母が看護師の家庭に育つ。デビュー作は2010年製作のオーストラリア映画『Wasted on the Young(原題)』。『クロニクル』や『キャリー』などの映画出演歴はあるが、TVシリーズにレギュラー出演するのは本作が初めて。

デヴィッド・“ディーコン”・ケイ/David "Deacon" Kay (声:加藤和樹)

本来の警察内の序列では、ホンドーではなくディーコンがチームリーダーとなるはずだったが、人種問題を考慮したヒックスの決定に従い、ホンドーに指揮権を譲る。経験豊富な頼れる存在で、いつもチームのことを第一に考えている。4人の子どもの父親であり、家族想いな一面も。シーズン3では、前リーダーのバックの誘いで彼が関わる警備会社の仕事を副業で請け負い、初めてリーダーとしての体験をするも、やはり自分の居場所はS.W.A.T.だと再確認する。頼れる存在ではあるものの、実はその重圧に押しつぶされそうになっていたことも分かる。

ジェイ・ハリントン Jay Harrington

1971年11月15日、米マサチューセッツ州生まれ。シラキュース大学で演劇を学ぶ。1998年「Pacific Blue(原題)」のゲスト出演で俳優デビュー。主な出演作には「WITHOUT A TRACE/FBI 失踪者を追え!」、「デスパレートな妻たち」などがある。スポーツ好きで、セレブリティ・バスケットボール・リーグや地元のアマチュア・ホッケー・チームで活躍している。

ドミニク・ルカ/Dominique Luca (声:西村太佑)

祖父から3世代にわたり警官。祖父ジャックは初期のS.W.A.T.のリーダーとして尊敬される人物だったが、黒人であるホンドーのことを認めていなかった。メンバー内で取り組む腕相撲では3年連続チャンピオン。彼女と別れるたびにアパートを追い出され、チームメンバーの家を転々としていたが自分の家を手に入れ、メンバーを呼びパーティーを開くことが多い。シーズン3では腰に大怪我を負い、長らく一線を退きリハビリに専念するも、なかなかS.W.A.T.のフィジカルテストに合格できず、辛い日々を過ごしていた。最後の最後でついに合格し、前シーズンではドイツへ渡って遠くからチームを支えていたが、ロスへ戻ってきた。

ケニー・ジョンソン Kenny Johnson

1963年7月13日、米コネチカット州生まれ。大学ではフットボールとバスケットボールをプレーした。コマーシャル出演を経て、1990年、映画『情熱のランバダ』で俳優デビューを果たす。TVシリーズの主な出演作には「ザ・シールド~ルール無用の警察バッジ~」、「女捜査官グレイス~天使の保護観察中」、「ベイツ・モーテル」などがある。元アームレスリングチャンピオン。

クリスティーナ・“クリス”・アロンゾ/Christina "Chris" Alonso (声:種市桃子)

S.W.A.T.チームの紅一点。屈強なチームメイトに囲まれると小柄に見えるが、実地訓練の際には高得点をマークするなど、S.W.A.T.隊員としての能力ではチームメイトに決して引けを取らない。警察犬の訓練士の資格があり、チームの犬のトレーナー。バイセクシャルで、タイとキラというパートナーと同棲していたが、3人の関係のバランスが崩れて同棲を解消。シーズン3で、警官になったのは若いころにレイプされたからだったことが明らかになる。ストリートとはソウルメイトで、男女として付かず離れずの関係を保ってきたが、ストリートが母親のために肝臓提供手術をしようとして、自分の気持ちに素直になることにする。

リナ・エスコ Lina Esco

1985年5月14日、米フロリダ州生まれ。2005年、映画『エクスタシー』でデビュー。TV「CSI: 科学捜査班」、「CSI: ニューヨーク」などに出演。

ヴィクター・タン/Victor Tan (声:手塚ヒロミチ)

ロサンゼルス市警察ハリウッド地区の麻薬課に勤務していたが、S.W.A.T.チームに転属された。麻薬課勤務時代に得た秘密情報提供者たちとのコネを捜査に役立たせる。私生活ではボニーと結婚したばかり。プロポーズの当日、タンが指輪を用意してボニーとレストランで食事をしていると、そこに仮面をつけた男たちが突然現れて事件に発展するが、ボニーはそんな危険をものともせず、無事に署でプロポーズが成功してゴールインした。

デヴィッド・リム David Lim

1983年9月23日、米カリフォルニア州生まれ。カリフォルニア大学サンディエゴ校で電気工学を専攻するが、卒業後はモデルと俳優の仕事を始める。2011年、昼メロ「The Young and the Restless(原題)」で俳優デビュー。その後、TVシリーズのゲスト出演を重ね、最近ではTV「クワンティコ(シーズン2)」にセバスチャン・チェン役で出演。

ロバート・ヒックス/Robert Hicks (声:上田燿司)

本部に属す全てのS.W.A.T.チームを統括するロサンゼルス市警特殊作戦局の上級官。犯人追跡中に黒人少年を誤射してしまった前任のバックを解雇し、その後任としてホンドーをリーダーに任命した。妻バーバラを亡くしている。弁護士の娘モリーが、チームメンバーのストリートと付き合っていたことがあった。

パトリック・セント・エスプリト Patrick St. Esprit

1954年5月18日、米カリフォルニア州生まれ。「NCIS」シリーズや「レイ・ドノヴァン ザ・フィクサー」「キャッスル~ミステリー作家は事件がお好き」など多くの人気ドラマにゲスト出演しているほか、『ワイルド・スピード ICE BREAK』『インデペンデンス・デイ: リサージェンス』『グリーン・ゾーン』『ハンガー・ゲーム2』などの映画でも好演。

作品基本情報

原題:S.W.A.T. Season 5
データ:今回シーズン5・2021~2022年/アメリカ/二カ国語&字幕/60分/今回シーズン5全22話/HD作品
製作総指揮:ショーン・ライアン、ニール・H・モリッツ、ポール・バーナード、ビリー・ギアハート、パヴァン・シェティ
出演:シェマー・ムーア、アレックス・ラッセル、ジェイ・ハリントン、ケニー・ジョンソン、リナ・エスコ
日本語吹き替え:咲野俊介、相葉裕樹、加藤和樹、西村太佑、種市桃子、手塚ヒロミチ、上田燿司